【No.】 55
【ストレッサー】 みじめな劣等感
【内容】 周りの人たちのレベルと比べて自分が劣っていることがあり、自分がみじめに思えて劣等感に悩んでしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 劣等感を受容した上で原因を考え、劣等感への対策を考えたり、視点を変えて長所に考えたり、成長のヒントにつなげてみる
【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型
【備考】 劣等感とは周囲の人などと自分を比べて劣っていると感じる感情のことですが、余程優秀な人でもない限り、誰しも経験があるかと思います。小生の場合は、特に弱点と思っていることを、周囲の人たちと自分を比較して、自己嫌悪を感じたり抑うつ状態になったりしています。
劣等感への対処方法として、劣等感をそのまま受容して許してあげた上で、劣等感の原因をいろいろと探って理解することです。原因が特定できれば対策も考えられます。場合によっては、違う見方をすれば自分の劣っている点だと思っていたことが、長所に変わることもあります。
たとえば、短気ですぐに怒ってしまう自分に劣等感を持っていたら、視点を変えて「それって決断が早い人だよね!」という長所のような考え方もできます。劣等感でもうまくつき合えることができれば、自分が成長していくヒントにつながるかもしれません。
リフレーミングという手法で、劣等感に思っている自分の欠点を長所に変えることができます。「飽きっぽい」という欠点が「好奇心旺盛」に、「頑固な」が「意志が強い」、「おせっかいな」は「世話好きな」というように考えることができます。
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