【No.】 91
【ストレッサー】 父母の派手な夫婦喧嘩
【内容】 子どもの頃の父親が、近所中に聞こえるような大声で母を怒鳴りつけていたことを思い出して嫌な気分になる
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★
【対処法】 父は自分が正しいと威張っていたが、近所の人たちは全員母の味方になっていることに気づいていなくて哀れだと思うしかない
【ストレッサー型】 1 イライラ自己過信型
【解説】 小生が小中学生の頃、我が家では毎日のように夜になると父母の夫婦喧嘩が絶えませんでした。子どもたちの目の前でもお構いなしです。父が一方的に怒鳴りつけており、母は何の抵抗もしないでひたすら黙りこんでいました。そして、喧嘩が終わると、いつも母は泣きじゃくっていました。
怒鳴る人が身近にいると、大きなストレスになり、それが毎日のように繰り返されていました。声が大きくて威圧的で支配的で命令口調でモノを言い、日頃の不平不満や感情を言葉に乗せて押しつけているようでした。心が怒りで満ちており、全く関係のない言葉に怒りの心を乗せて力でねじ伏せて貫こうとしていました。
小生が中学生のある日、友達の自転車を乗っていたら壊してしまい。友達の親から弁償してほしい旨の架電があり、小生は無抵抗のままボコボコに父から殴られました。すると、母が泣きながら「子どもが殺される!!」と隣の家に助けを求めました。しばらくして近所中の人々が我が家に集まってきました。
その時は、父は近所の人たちに「子どもが親の言うことを聞かなかったら、殺されて当然だ!!」と冗談とも取れないような本音を吐いた暴言があり、近所中の人たちはみんな母の味方になっていることに父は全く気づいていませんでした。小生が大人になったら、「父とは別々の道を歩もう」と決意した瞬間でした。その日から数年後に家を出ることになりました。
今振り返ると、母が近所に助けを求めていなかったら、小生はもうこの世にいなかったのかなと思うとゾッとするとともに、このことがトラウマになって今でも夢に出てくることがあり、苦しむことが時々あります。
今となってはもう昔の話ですが、「親ガチャ」の影響は今も小生の意識の中で生き続けているようです。今も「親ガチャ」で悩まれている方々の気持ちはよくわかります。
とても暗い話で申し訳ございませんでした。いつもお読み頂き、ありがとうございます。
親ガチャシリーズ
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