【No.】 100
【ストレッサー】 共有のモノを私物化する人
【内容】 共有のモノを「私物化」する人がおり、みんなの貴重な時間を奪ってしまうことが繰り返し行われている
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 本人は「私物化」していると気づかず、精神的に幼くて社会人としての自覚が足りないので、必要時以外は関わらないようにする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 みんなで共有するモノや時間や場所を、自分個人の所有物であるかのように扱うことで「私物化」する悪い癖を持っている人がいます。モノを独り占めしたいという欲求が強すぎたり、人間関係においても強すぎる価値観の「私物化」はトラブルのもとになります。結果的にみんなの貴重な時間が奪われていくことにつながります。
以前所属していた場所で、役職がないのにその場全体を仕切りたがって「私物化」することをしていた人がいました、あまりにも酷いので、その「私物化」する男性の様子を観察したことがありました、
本人には、「私物化」しているという認識が全くないようにも思いました。40代を過ぎているのに、今まで言動や行動をアドバイスしてくれる人が周囲にいなかったのかと考えると気の毒でもありました。勇気を出して本人に注意してみましたが、全く反省をしないため、周囲の人たちがみんな巻き添えを食ってしまい非常に困惑していました。
上司が注意をしても、その人は自身の感情や欲求がコントロールできずに、「すべてが無駄になってしまった」と怒鳴りつけることをしていました。また、承認欲求が強くてプライドが高いようで、いつも上から目線で「俺はみんなの役に立っているんだ」とか、「自分は正しいことをしているんだ」というような発言をしていました。
さらに、いつも自信過剰の様子で周囲の人たちに個人的な自分の趣味や好き嫌いの価値観を押しつけていました。最悪なのは、自他の境界が区別できずに、他人の心に土足で踏み込んでくるようなことをしていました。そして、自分の意見に従わない人を無視する態度を示すようなこともしていました。価値観を押しつけられた人と無視された人はイライラして、その場の雰囲気が悪くなる一方でした。
しかも、偉そうに言っている割りには無断欠勤が多く、上司が心配して何度も電話をかけてもなかなか起きることができなかったようで、やっと電話に出たかと思うと訳のわからない言い訳をしたそうです。きちんとした報連相ができず、社会人としての自覚が全くありませんでした。
次第に、彼は精神も行動も幼児同様な人だと周囲の人たちによって認識され、彼との距離を取る人が多くなってしまいました。しかし、彼が困っている時に、いたたまれず親切に教えてあげる人もいました。すると、相手の都合にお構いなしに喋りまくるような態度をしてきました。 相手は非常に迷惑そうな顔をしているのですが、彼は全く気がつかなかったようです。 そんなことが続いて、どういう理由かわかりませんが、彼は突然来なくなりました。全く人騒がせな人だったことを思い出しました。
【感謝】 昨年12月25日のクリスマスに当ブログを開設して、本日で100個目のストレス解消法を投稿することになりました。ここまで毎日続けてこれたのも読者の皆さまの支えがあったからだと思います。いつもお読みいただきありがとうございます。