ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.107 ストレス対処法 電車の乗り過ごし

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No.】 107

【ストレッサー】 電車の乗り過ごし

【内容】    電車の中で座って考え事をしていたら、降車駅に気がつかず乗り過ごしてしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★★

【対処法】  降車駅で開く側のドアを見るように座り、背を向けて座る時は、音楽を聞かずに車内アナウンスが聞こえるようにする

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

【解説】  今回は「自動思考記録表」の書式を使いますが、一部の項目を飛ばして小生が通常作成している5コラム式のやり方で説明します。

 

①状況
電車内で過去にハラスメントを受けた人によく似た人相と体型の人を見たら、嫌な思い出がフラッシュバックして囚われてしまい、降車駅に気がつかず1駅乗り過ごしてしまった。


👉電車内で正面に座った人が、過去に知っていた人と似たような人だったので、無意識にこういう人間はこういうタイプと勝手に決めつけてしまうレッテル貼りという認知の歪みに気がつきました。


②気分
がっかり100%
焦燥感 100%


👉ふだんは起こりえない体験をしてしまい、自分自身にがっかりしているのと、遅刻をしたらどうしようというような焦りがありました。


③自動思考
降車予定の駅で降りるのを忘れるなんて、全く何をしているのだろう?


👉自分のことを惨めに思いました。


④根拠省略
⑤反証省略


 自分のミスとか失敗が明らかな時は、素直に認めて反省をして、引きずらないことが大切です。そのためには、ミスや失敗の原因を明らかにして、それぞれの原因に対して対策法を考え、再発防止策としてまとめてみます。2度と同じミスや失敗をしないことが重要です


原因①以前にハラスメントをされた人に似ている人を見て、辛い思い出のフラッシュバックをしたということは、別人とわかっていても似たような人は同じ行動をすると、レッテル貼りの認知の歪みが小生にあることに気づきました
対策法👉レッテル貼りの認知の歪みを矯正する


原因②降車駅で開く電車のドアを背に向けた形で座っていた
対策法👉降車駅で開く側のドアを見るように座ることを心がける


原因③デジタルオーディオプレーヤーで音楽を聞いていたので、社内アナウンスがよく聞こえていなかった
対策法👉今回みたいに降車駅で開く電車のドアを背に向けた座席に座る時は、デジタルオーディオプレーヤーを聞かずに、車内アナウンスが聞こえる状態にする

 

⑥適応思考
降車駅で開く側のドアを見るように座り、背を向けて座る時は、音楽を聞かずに車内アナウンスが聞こえるようにする

 

👉上記3点の対策法をまとめてみました。原因①については今回だけの偶発的なケースと考えられるので、適応思考では除外しました。

 

⑦今の気分

がっかり100%→70%
焦燥感 100%→20%

 

 開始時刻の30分前に到着するように余裕を持って行動をしていたので、開始時刻の5分前に到着できたので遅刻をせずにすみました。ただ、仲良くしている同僚の女性からは、小生の表情がいつもとは違っていたので声をかけづらかったと、後から言われてしまいました。


 過去に電車の乗り過ごしは2回ありました。2回とも居眠りをして乗り過ごしてしまったので、今回のケースとは全く原因が違います。それだけに正直言って今回のことはショックが大きかったです。遅刻をしなかったことがせめてもの救いでした。

 

 ちなみに、小生が朝に乗っているのは下り電車で、前方は大変混雑しておりますが、座れる最後方の車両を選んで乗っています。

 

うっかり降りる駅を乗り過ごして、電車の中から焦った顔で駅を見ている私です。

いつもお読みいただきありがとうございます。