【No.】 117
【ストレッサー】 足の引っ張り合いする会社
【内容】 入社初日に挨拶をした取締役が次の勤務日にはいなくなっていたことに驚いてしまう
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 入社する会社の次々と起こる出来事に翻弄される仕事運のなさを嘆くよりも、何か前向きに生きていける趣味を見つけてみる
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 今回は小生の多趣味の原因が、ここにあったのかなという新たな発見もありました。1社目ではJ-POPの音楽を聴き、2社目ではビデオを買っていろいろな番組を録画しました。3社目ではカラオケ三昧の日々を過ごしました。仕事でネガティブな環境に浸ってしまったら、それを打ち消すようなポジティブ思考を生み出すようなことをすればいいということかもしれません。
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大学を卒業して最初の会社は地方都市で勤務しましたが、出向という片道切符を切られた上に、残業時間が月100時間以上という会社でした。2社目は東京都23区内にある会社でしたが、飛び込み営業をさせられたりして、挙句の果てには小生退職後に倒産ということになりました。
3社目も東京都23区内にある当時の上場企業でした。とある金曜日の入社初日に、上司の部長が小生をいろいろな部署の方々に紹介いただき、全員の名前を覚えきれないほどの人数でした。そして、土日が休みで翌月曜日に出社をしたら、紹介していただいた部長の直属の上司である取締役がいなくなっていたという驚きの展開でスタートしました。
噂によると、部長がその取締役の不正行為を見つけた結果の人事だったということでした。どんな不正行為があったかは定かではありませんが、懲戒解雇になるようなレベルではなく子会社に出向ということでした。しばらくは、部長主導で平穏な日々が続きました。
ところが、約2年後にどういう理由かわかりませんが、その取締役が戻ってきてしまいました。すると、今度はその取締役が自分を追い出した部長を逆に追い出そうといろいろと画策しました。社長にうまく取り入って、海外に子会社を作って自ら非常勤の社長に就任し、部長を現地駐在員の責任者として追い出してしまったのです。まさに、どこかのドラマのような展開でした。
その部長の後任として着任した部長が、「No.95 ストレス対処法 味噌と糞が区別できぬ上司」であり、「No.96 ストレス対処法 手柄を横取りする人」で紹介した人でした。部下を全員の前で頭ごなしで大声で怒鳴りつける「パワハラ」の常習者で、部下3人が次々と辞めていきました。
小生もパワハラに何度も遭いましたが、ただひたすら何も抵抗しないで我慢する態度が、部外者にはお互いに喧嘩をしているように見られていたようで、その後の小生の運命が大きく変わってしまいました。
結局、海外に出向させられた部長は自己都合による退職、パワハラ部長は解雇となりました。そして、その取締役も恐らく、人事を私物化したことが原因でいなくなりました。当時はパワハラという概念がまだなかったので、今振り返ってみて間違いなくパワハラだったと確信しています。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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