【No.】 163
【ストレッサー】 コロナ禍以降初の満員電車
【内容】 コロナ禍以降初めて満員電車に乗ることになり、全く予期していなかったので戸惑ってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 その電車だけ満員電車の可能性もあり、次の電車に待って乗るとか、満員電車の対処法を思い出してみる
【ストレッサー型】 5 ヘトヘト疲労困憊型
【解説】 昨日の昼前に、コロナ禍以降初めて満員電車に乗ることになり、全く予期していなかったので多少の戸惑いがありました。乗車時間が10分程度だったのと、小生を囲うように3台のベビーカーが並んでうまくガードをしてくれたので、他の乗客と体が触れることはなかったのは幸いでした。
20年以上も前には、もっとひどい満員電車が走っていたような記憶があります。周囲の人たちと体が触れ合い、カーブやブレーキがかかるとその方向にドドドーと動いて、「おしくらまんじゅう」のようになっておりました。朝の通勤ラッシュでかなりのエネルギーを奪われる状態で、通勤地獄と言われながらも、それでもみんな我慢していました。
そして、この約20年間で、団塊の世代の方々の定年退職による労働者人口の減少、時差出勤の励行、複々線化などの鉄道会社の施策等により、一部の路線を除いて電車の混雑がだいぶ解消されたと思います。
なぜ、満員電車にストレスを感じているのか最近学ぶことがありました。まず、人にはパーソナルスペース(50㎝から125㎝の距離)というものがあって、知らない人が割り込んでくるため、ストレスを感じるということです。そして、電車内の独特のにおいや温度差が体調を崩す要因になっています。さらに、満員電車内でストレスを感じると、呼吸が浅くなり緊張状態が高まって息苦しさを感じてしまうこともあります。
【補足】 満員電車の対処法
若い頃は毎日のように満員電車に乗っていましたが、いろいろと工夫により混雑を避けるような行動を取っていました。
❶優等列車には乗らないで、各駅停車で座って通勤する
👉私鉄では結構各駅停車が空いていることがあり、優等列車との接続駅では各駅停車はかなりの席が空きます。そのかわり優等列車に何本も抜かれてしまいます。
❷エスカレーターやエレベーターから離れた車両に乗る
👉慣れるまではいろいろな車両を体験して、どこの車両が空いているかを確認するのもいいかもしれません。(後方車両や先頭車両)
❸どうしても座りたい場合は、途中駅で降りる人の顔を覚えておき、その人の座っている席の前に立つ
👉一人だけだと、いろいろと相手に勘違いされる恐れがあるので、複数人を記憶して相手を日替わり交代した方がいいかもしれません。
❹下車駅に近づくとソワソワするクセのある人がいるので、そのサインを見逃さずに見たらその人の前に移動する
👉一部の人ですが、下車駅に近づくと周囲を見たり、手に持っていたものをカバンの中にしまったり、独特のしぐさをする人がいます。
❺いわゆるラッシュアワーを避けて電車に乗るようにする
👉駅によって時間帯が異なりますが、ラッシュアワー直前の時間帯に乗ることで混雑を緩和できます。しかし、目的地に早く到着してしまいます。
❻乗車時には最後に乗って、ドア付近でささやかなパーソナルスペースを作る
👉少なくとも前方がドア越しに見える風景なので、前方については疑似パーソナルスペースが確保できます。次の停車駅で一度ホームに出ることになりますが、そこでも最後に電車に乗ります。ただし、路線によっては途中駅で降りてしまうと、最後に乗ろうとしたら満員になって乗れなくなってしまうこともあるので注意が必要です。
子どもの頃の話ですが、JR113系の4号車と5号車のグリーン車には、グリーン料金がかからなかった秘密の場所がありました。一時期、そこを好んで利用していましたが、いろいろな人にその存在を知られるようになり、混むようになってしまいました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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