【No.】 1259
【ストレッサー】 押されて前の人にぶつかる
【内容】 後ろから男性が押してきて、前にいた若い男性にぶつかってしまい、振り返って顔をじっと睨みつけられてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 若い男性は敵意で睨みつけたのではなく、ただ驚いて振り返っただけだったのかもしれないと考えてみる
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 水曜日は、妻を引き留めた手前、小生も休みを取ることにしました。昼過ぎには雨が小ぶりになり、ひと安心かと思っていたのですが、それは大きな勘違いでした。午後2時前後には再び大雨となり、風も強まり、ミヤネ屋では「今が東京への最接近です」と報じられていました。妻とベランダ越しに外の様子を眺めながら、休みにしてよかったと胸をなでおろしておりました。
そんな中、二人でよく行く商店街が水浸しになっている映像が流れ、思わず声を上げました。線状降水帯が発生し、道路が冠水していたのです。台風6号は全国各地に爪痕を残しました。
翌朝は、ようやく平常の朝を迎えたつもりでおりました。いつものルーティンを終え、いつもの時刻に家を出ました。ところが駅の階段下の電光掲示板には「10分遅れ」の表示。階段を上ろうとすると、下車客と乗車客が交差しているようで、なかなか進みません。
そのとき、小生の後ろから中高年の男性が強引に押してきて、小生は前にいた若い男性にぶつかってしまいました。すると、その男性が振り返り、小生の顔をじっと睨みつけてきました。何か言われたら「後ろから押されたんだ」と言い返そうかと思いましたが、何も言ってこなかったので、そのまま黙っておりました。
不快な気持ちを抱えたまま電車を見ると、すでに満員。無理に乗るのはやめ、見送ることにしました。次の電車は2分後に到着し、車内は空いていて座ることができました。夕方には整形外科に行く予定があったので、体力を温存できたのはありがたいことでした。

走行中、時折「前の電車が詰まっています」という車内放送が入り、駅の直前で停止することもありました。電車間隔が狭くなっていたようですが、小生の乗った電車は混雑せず、下車駅まで快適に過ごせたと思います。
それでも、あのとき振り返って睨んできた男性の表情が脳裏に残り、しばらく不愉快な気持ちが続きました。後ろの男性が割り込んできて小生にぶつかり、その反動で前の男性にぶつかっただけなのに、まるで小生が悪いかのように見られたことが心に引っかかったのです。
しかし、時間が経つにつれ、こうも思うようになりました。あの若い男性は、敵意ではなく、ただ驚いて振り返っただけだったのかもしれません。驚いたとき、人は眉間に皺が寄り、表情が強く見えるものです。そう考えると、あの一瞬の視線も、誤解から生まれたものではなく、ただの反射的な反応だったのだと受け止められます。
そう思えたとき、小生の中に残っていた不快感は、少しずつ薄れていきました。台風明けの朝に起きた小さな行き違いでしたが、解釈を少し変えるだけで、心の重さはこんなにも違うのだと感じた1日でした。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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