【No.】 177
【ストレッサー】 蛍の光と別れのワルツ混同
【内容】 お店の閉店時に流れる曲を「蛍の光」と言ったら、間違っていると友人から指摘されて恥をかいてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 曲が4拍子なら「蛍の光」で、3拍子だと「別れのワルツ」と理解してモヤモヤを晴らす
【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型
【解説】 つい最近まで、お店の閉店の時に流れる音楽を「蛍の光」だと思っていました。何かの拍子で友人と話している時に、それは「蛍の光」ではなく「別れのワルツ」だと教えられて、恥をかくとともに驚いてしまいました。アメリカ映画『哀愁』の挿入曲としても知られています。原曲はスコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン」という曲名で、特に年始、披露宴、誕生日などで歌われているそうです。
4拍子が日本全国の卒業式などで歌われる「蛍の光」、甘美なワルツ風にアレンジされた3拍子が「別れのワルツ」と覚えておけばいいかもしれません。現在でも図書館などの公共施設や商業施設で、閉店直前のBGMとして流されています。
話は変わって子どもの頃、永谷園のふりかけに「東海道五拾三次カード」が1枚おまけでついており、何枚か貯めて永谷園に送ると「東海道五拾三次カード」全55枚のフルセットのカードがもらえるというキャンペーンがありました。3セットくらいもらった記憶があります。作者である浮世絵師のことを「安藤広重」と学校で学んだはずですが、最近は「歌川広重」と変わっていることを知りました。
それと、運動会で流れる定番の音楽「クシコスの郵便馬車」が「クシコスポスト」とタイトルが変わっています。そして、作曲家の名前が「カール・ネッケ」から「ヘルマン・ネッケ」に変わっており二重の驚きです。さらに、リストという作曲家の『ハンガリー狂詩曲第2番』を聴いていたら、「クシコスポスト」の中間部のメロディーが一部同じなのでビックリしました。
子どもの頃に学んだことが、時代の流れによっていろいろと修正されていることがあり、気づく度に驚かされますが、そこはきちんと受け入れて修正することが大切だと思っております。
【余談】 不思議なビリー・ジーン
1980年代にマイケル・ジャクソンの「ビリー・ジーン」が世界中で大ヒットして一世を風靡していた頃、「不思議なビリー・ジーン」という曲が話題になりました。今となってはすっかり忘れ去られている感はありますが、小生はこの曲を初めて聴いた時に驚いてしまいました。
洋楽通の友人たちに曲名を訊いても誰も知らず、やっと曲名にたどり着いた時に、思わずレコードを買ってしまいました。インターネットがない時代だったので、大変苦労しました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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