ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.434 ストレス対処法 駆け込み寺と揶揄され罵倒

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No.】 434

【ストレッサー】 駆け込み寺と揶揄され罵倒

【内容】    ふたりで人事部に相談に行ったことを部長にも知られ、駆け込み寺に行きやがってと大勢の前で罵倒されてしまう

【分類】    B 人間関係

【効果】   ★★★

【対処法】  本人は全然反省していないので、人事部との個別面談では本当のことを報告するしかないと決意する

【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型

 

【解説】仕入先との商談で、パワハラ部長と同席することは珍しくはありませんでした。決まって部長は、前に勤めていた会社は素晴らしかったという自慢話をするのでした。そして、今の会社は全然できていないとディスるので、仕入先の担当者たちは、どのような顔をしたらいいのかみんな困惑して小生の顔を見ておりました。小生はただ苦笑いすることしかできませんでした。

 

 部下が部長に報告をする時にも、前の会社ではこういうことをしていたと自慢話が始まってドヤ顔になっておりました。そして、この会社のやり方は全然なっていないと批判を繰り返していました。そんなことを言われても部下は困ってしまいました。それを改善するのが部長の役割でしょうと思いながら、そんなに前の会社がよければ戻ればいいのにと笑いの種でした。

 

 ところが、ある仕入先の情報では、前の会社でもパワハラで部下を3人も辞めさせており、調査されてお払い箱になったということでした。また、同じことを繰り返しているのに本人には自覚がないようでした

 

 小生ともう一人の課長が人事部に相談に行ったことを、パワハラ部長にも知られてしまい、「駆け込み寺に行きやがって何をやってんだ!」と大勢の前でふたりは罵られてしまいました。本人は全く反省がないようでした

 

 取締役からは部下を怒鳴りつけることをやめろと言われていましたが、回数は減ったものの、パワハラがすっかり身についてしまっているようで、部長職以上の人が周囲にいない時は、本人の意志では止められないようでした。

 

 パワハラ部長に揶揄された駆け込み寺(人事部)に行った効果がありました。部下に対する精神的な攻撃と身体的な攻撃などがあって、3人も退職に追い込んだという前代未聞の不祥事に関する調査が入りました。関係者が10人近く個別に呼ばれて、小生にも面談の予約が入りました。

 

部長から「駆け込み寺に行きやがって!」と罵られましたが、その後の部長の運命はいかに?

 

 面談相手が元上司ということもあり、気心が知れていたのでざっくばらんな面談になりました。3人の部下たちが退職に至った経緯をこと細かく報告することができました。表面上は3人とも「一身上の都合」ということになっていましたが、男性のふたりについては、それぞれの退職理由の本音をきちんと聞いていたので、パワハラ部長が原因だったとしっかりと回答をしました。退職者の本音の退職理由は、他にも何人かが聞いており、証人がおりました。

 

 資材調達部から生産管理部に転部した課長にも調査が入り、小生の言ったことは事実であると回答したよと電話連絡がありました。それと転部した理由も包み隠さず話したそうでした。小生の証言とともに大きな決め手になったようでした。

 

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