【No.】 436
【ストレッサー】 耳を疑う海外出向の辞令
【内容】 海外子会社出向という内示に加えて、ふたり分の仕事をする人事異動に思わず退職を考えてしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 退職願を出すのは簡単だが、年末年始休暇で考える時間があるので、海外勤務を前提に何かよいことがあるかを考えてみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】直属の上司の部長によるパワハラで、部下が3人も辞めて、さらに隣の課長の転部騒動があり、部長は解雇になりました。小生も大勢の前で、部長から何度も一方的にののしられましたが、母の血筋か必死になって無言で堪えておりました。そのような小生の態度は、部外者から見ると、お互いに喧嘩をしているように見えたのかもしれません。
部内の悪い雰囲気を変えるために、ふたりで人事部に相談しに行ったことが、パワハラ部長にバレて、「駆け込み寺に行きやがって何をやってんだ!」と罵倒されてしまいました。さらに、人事部との個別面談での、小生の証言が決定打となって部長の解雇が決まったということで、喧嘩両成敗となったと推測できました。
ある銀行員が主人公のドラマの第1部のラストでは、役員と大喧嘩の末に、主人公が子会社出向になりました。小生の場合は、さらにひどい海外子会社出向となってしまいました。第一報は管理課の課長より口頭で聞きました。耳を疑いましたが、小生の海外駐在事務所勤務が決まったようでした。
さらに悪い知らせが入ってきました。駐在事務所勤務の課長と係長のふたりが帰国して、その交代要員は小生がひとりだけでした。ひとりでふたり分の仕事をしなさいという意味にも取れました。
おまけに、直属の部長になる人は、資材調達の仕事が全くわからない人だと聞いているので、小生の負担が大きくなることが予想できました。そう考えると、ますます小生の心は折れてしまいました。海外勤務でも「箔」が付かない会社なので、なおさらでした。
小生の頭の中には「おんぶばった型の就活虫」が動き始め、退職する方向で考えておりました。そんな表情をメインの仕入先担当者に見透かされてしまいました。その方は、海外駐在事務所のある国に「箔」を付けるために、転勤申請を会社に出しているそうで、いっしょに海外で働いて楽しみましょうよと励まされておりました。
「おんぶばった型」、「くも型」、「ちょう型」の3種類の就活虫については、下記ブログで詳細を記載しています。
No.428 ストレス対処法 在職中に転職活動できない
yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com
幸い、年末年始休暇があるので、しばらく考える時間がありました。ある意味、パワハラ事件で神経がすり減っていたのも事実で、結論は正月明けでいいのかなと思いました。部全体の忘年会は久しぶりに全体で行われた記憶がありましたが、海外勤務のことで頭がいっぱいだったので、あまり楽しめなかったような記憶があります。
冬の寒さが身に染みて、年末年始休暇期間中に凍りついてしまった心をほぐすような、海外勤務を前提に何かよいことを見つけられるかどうか、不安な日々を過ごしておりました。最大の長所は、日本と海外と給料が二重に支払われることを知っておりました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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