ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.488 ストレス対処法 海外事務所不要論の意見

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No.】 488

【ストレッサー】 海外事務所不要論の意見

【内容】    一時帰国で本社のミーティングに参加したが、海外駐在事務所不要の意見が飛び出し驚いてしまう

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  権限のない者の発言ではあったが、意見の根拠を分析して事務所に戻ってから相談してみる

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】会社では海外に駐在している社員に対して、1年に1回会社負担で日本に一時帰国する制度があり、着任してから1年が経った頃、利用することになりました。とは言っても、それまでに2回も全額自己負担で帰国しており、彼女に会うこと以外はあまり大きな用事はありませんでした。

 

 強いて挙げれば、普通預金に入っている給料を、証券会社の利率のよい商品に預け替えることぐらいしか思い浮かびませんでした。現地の預金も随分たまっていたので、直前に両替ショップで日本円に交換して、現金で数十万円を持ち帰ることにしました。

 

 例によって金曜日の深夜便で帰国して、火曜日に帰ってくる5日間の日程になりました。ホテル代も会社負担になるので、会社近くのターミナル駅にあるビジネスホテルに3日間宿泊しました。その方が母の実家に行くにしても、彼女に会いにいくにしても、ちょうど中間地点で会社の近くでもあるという理由でした。

 

 成田空港に到着してそのまま電車で母の実家に向かい、スーツケースを置いてから彼女の住んでいる大宮に向かいました。前回会った時は、明るい茶髪になっていて驚きましたが、元通りの黒髪に戻っており、ヤレヤレといった感じになりました。

 

 国際的な遠距離恋愛になっておりましたが、週に1回程度は国際電話をしておりました。実際に顔を合わせながら会話をしていると、電話では得られない新鮮な気持ちになっておりました

 

 会社負担ということもあり、月曜日の午前中は本社に顔を出しました。小生を交えてのミーティングがありました。資材購買部は家庭向製品と法人向製品のふたつの組織に分裂しており、小生が顔を出したのは家庭向製品の資材購買部でした。

 

 部長は事なかれ主義の人で、何か改善提案をしても、「お前がひとりで全部やれ!」といつも言うので、誰も改善提案をしなくなってしまいました。小生とはウマが合わない部長でした。若手中心の部になっており、小生と年齢が近くて仲がよかった人たちはみんな法人向製品の資材購買部に配属されておりました。

 

 ミーティングでは、若手社員から日本製の部品を買うようでは、駐在事務所は必要ないという意見が飛び出しました。あまりにも駐在事務所の購入金額が落ち込んでしまい、日本製部品を直接購入するようになって、何とか経営の方も安定してきたと思った矢先の発言でした。日本でこのような話になっているとは驚きました。

 

本社のミーティングで海外事務所不要論が飛び出しました。

 

 権限のない者の発言でしたが、国内の資材購買部で海外駐在事務所不要論が出ているというのは大きなトピックスでした。帰国したら報告しなければいけないと思いました。品質管理課長にはそのまま報告しても問題ないと思いましたが、管理部長は古だぬきなので、伝え方を考えなければいけないと思いました。このことはローカル社員には、余計な心配をかけるので言えないと思いました

 

 月曜日の午後は帰宅することになり、そのまま給料振込の銀行に行って、ほとんど全額引き出して、両替した現金とともに証券会社で中国ファンドで運用することにしました。ほぼ予定通りにお金が貯まっており、あと2年もあれば、マンション購入の頭金が十分に貯まるペースになっていました。

 

 しかし、駐在事務所がなくなって帰国する羽目になったら、マンション購入の夢も消えてしまうので、駐在事務所不要論は気が気ではありませんでした

 

いつもお読みいただきありがとうございます。