【No.】 130
【ストレッサー】 余計なお世話になる瞬間
【内容】 アドバイスをしたつもりが、余計なお世話になってしまったようで気まずい思いをしてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 他人に対しては、アドバイスをするのは極力避けて、素直に聞いて感謝してくれる人限定でアドバイスをする
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】 全く同じことを言っても、人によって反応が違うので、本当に言っていいものか迷うことが時々あります。そのような時は、言わないで我慢することが最近増えてきたような気がします。気心の知れた相手ならば言っても差しさわりはないのですが、たとえ顔を知っていても、あまり交流のない人だと最悪のケースを考えてしまいます。
例えば、顔を知っている男性がズボンのチャックを全開しているのに気づいた時に、「ズボンのチャック開いていますよ!!」とこっそり教えてあげたら、相手によっていろいろと違う反応があります。
❶教えたことに感謝され、相手はチャックを恥かしそうに上げる
❷感謝はされないが、相手は慌ててチャックを上げる
❸相手はむっとした表情でチャックを上げる
❹相手に逆切れをされてしまう
その他にもいろいろと反応があるかと思います。よかれと思って言ったことが悲劇になってしまう❹のような女性同士の「いさかい」が、昨日の午前中に職場で発生しました。
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年上の女性A子さんが、若い女性B子さんの服の襟がきちんと折れていなっかったので、こっそり教えてあげたのですが、B子さんはムッとした表情で突然離席しました。3分くらいでB子さんは戻ってきたのですが、大声でA子さんに余計なことを言われたと騒ぎ立てて上司とともに個室に入っていきました。
これはA子さんが間違いなく傷ついてしまったと気がついたので、小生はA子さんを慰めていました。A子さんを傷つけないように、「よかれと思って言ったことが相手には通じないで、嫌な気持ちになったことは今までたくさん経験していますよ!!」 と小生の経験を口にしながら、B子さんに対してはアドバイスではなく、余計なお世話になってしまったことを情報共有しました。
「正直言って、いろいろな人に対してああした方がいいとか、こうした方がいいとか、アドバイスがいっぱい頭に浮かんできますが、全部言うのを我慢してます。なぜなら、相手が有難迷惑とか、余計なお節介と思ったら、すべてが台無しになってしまうからです。『余計なことはもう言わない』と自分に言い聞かせていますよ。」と、A子さんに小生の思いを伝えました。
続けて、最近小生と同時期にN社のパソコンを購入した、離席中のC子さんの席を指さしながら、「彼女のように素直に人のアドバイスを聞き入れて、勉強をしっかりして実力をつけてくれる人だけにアドバイスをすればいいのですよ。」と伝えると、的を射た発言だったみたいで共感され、最後はA子さんに感謝をされていました。
いつもお読みいただきありがとうございます。