【No.】 118
【ストレッサー】 他人に思いやりのない人
【内容】 過去に苦手だった人を思い浮かべると、全員が他人に思いやりがなかったことに気づいてしまう
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 若い時は自分も思いやりの足りない人間だったかもしれないと反省をし、思いやりのない人に対して成長を暖かく見守っていく
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 今までに苦手だなぁと思った人が何人かいますが、なぜだろうと改めて考えてみると、共通しているのが、お互いに気持ちが通じ合えなかったということに気づきました。そして、相手側が思いやりに欠けていたのかなと思いました。小生だけがうまくいかなかったのならば、小生に問題があったのでしょうが、過半数以上の人たちが苦手な人とはうまくいっていなかったです。
思いやりのない人とは、相手の気持ちを考えない態度を取る人のことです。例えば、他人に興味を持つことがあまりなく無関心で、他人に厳しく自分に甘いというような考え方をします。 そして、自慢話がやたら多くて自己中心的な言動が目立ち、自分の考えを貫こうとして相手が傷つくようなことを平気で言ったりします。さらに、人を不快にさせるような言葉遣いで、相手が嫌な気持ちになっているのに気づかず、周囲をネガティブな雰囲気にしてしまうのです。
実を言うと、思いやりのない父親が家庭にいたため、小生は若い頃は思いやりの足りない人間に育ってしまったかもしれません。20代の頃にいた会社の上司から「自分の発言や行動に対して、もし、相手が自分に対して行ったらどう思うかを考えてみて、自分が嫌だと思ったらやってはいけないよ!!」と注意されたことがありました。今思うと、思いやりの足りない小生に対して貴重なアドバイスをしてくれたと感謝しています。
しかしながら、頭の中では理解できても、20年近くも思いやりのない家庭で育ったので、そう簡単には矯正できませんでした。結局、同じくらいの年数をかけて、今では何とか相手の気持ちに寄り添った発言や行動が取れるようになったのかなと思っております。
今でも同僚で、他人への思いやりが足りない若い人が何人かおりますが、きっと小生のように恵まれない家庭で育ってしまったのかもしれません。「相手の気持ちを考えてから自分の発言や行動をする」ということに早く気づいて、時間はかかるかもしれませんが、どういうことをすれば相手が喜び、あるいは悲しむかということを学び、相手の視点に寄り添って考えられる人になってくれればいいと思っております。
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