ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.271 ストレス対処法 丸暗記は面接試験でバレる

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No.】 271

【ストレッサー】 丸暗記は面接試験でバレる

【内容】    面接試験の想定問答を35個も丸暗記しており、面接官に丸暗記していることがバレたらどうしようと悩む

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★★

【対処法】  セリフをスラスラ言うのではなく、適度に2~3秒の間を取り、左上を目で見ながら一生懸命に考えているように見せる

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】 今から5年ほど前の話です。体調を壊して休職して、休職期限が切れて退職になってしまいました。その後、就職活動をすることになりました。ある支援機関に登録し、面接試験の想定問答集Q&Aという資料をもらいました。就職面接でよく出る質問について35個も掲載されていました。それに対する回答は自分で作成しなければなりませんでした。

 

 今までの職務や学生の頃の経歴や体験を振り返りながら、35個の回答を作成してみました。一番難しくて重要な質問は志望動機でした。他の質問はどこに応募しようが、使いまわしがほとんどできるのですが、志望動機に関しては、履歴書にも書く欄がありますが、応募企業ごとに作らなければなりません。

 

 実際には応募先が決まらないと、志望動機は書けないのですが、そこはハローワークで検索して、自分の応募先に近い実際の求人を印刷して仮想応募先として志望動機を作成しました。

 

 その支援機関では、実際の面接試験を想定した模擬面接の練習ができました。そこで、35個のQ&Aを丸暗記して模擬面接に臨みました。そこの支援機関の職員が面接官の役割に扮してくれました。自分でも感じたのですが、回答を丸暗記しているのが相手にわかってしまうだろうなぁと気がつき、面接官役の職員からも同じ指摘をされてしまいました。

 

 そこで、どうしたらセリフを丸暗記していることを面接官に知られずにごまかすことができるかを考えてみたのです。

 

セリフをスラスラ言うのではなく、適度に2~3秒の間を取りながら話す


👉一気にセリフを言うと、丸暗記をしていることに気づかれやすいので、間を取ることで考えながら話しているように見せます


間を取った時に、目が左上を見ることで、一生懸命に考えているという芝居をする


👉右利きの人は、考える時には左上を見る習性があるそうです。そして、ウソをつく時は右上を見て話す習性があるそうです。左利きの人は右利きの人とは逆になるそうです。面接官がそこまで知っている人はあまりいないと思われますが、どうしても気になるようでしたら、正面の上の方を見ながら話すといいかもしれません。

 

 履歴書に書く志望動機も、会社ごとに書かなければなりません。面倒で大変な作業になりますが、ある程度応募先が増えてくれば「志望動機集」なるものを職種ごとに作成することをお薦めします。職種が同じならば、過去に書いた志望動機の一部が流用できるようになり、楽に志望動機が書けるようになります。0%から志望動機を書くのではなく、50%くらいから書くようなイメージです。

 

面接試験は何度受けても緊張します。

 

 就職面接以外にも面接試験があります。小生は10年くらい前に、職業訓練校の入所選抜試験で面接試験がありました。訓練校への志望動機としては、「訓練校で様々な知識を学んで就職に活かしたい」というようなことを答えることができれば模範解答だと思います。たとえ心の中で、『失業手当が6カ月分もらえる』と思っていても、それを志望動機にして口に出してしまうのは得策ではありません。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。