【No.】 278
【ストレッサー】 再就職支援会社に通所開始
【内容】 退職した会社が給料の2カ月分を負担してくれ、それに見合うサービスをきちんと受けられるのか不安である
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 担当スタッフの指示通りに動き、無事に内定を得て就職することができれば、終わりよければすべて良しと前向きに考えてみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 離職票は速達で届き、そのままハローワークに行きました。失業保険を申請するのは初めてでした。過去に在職していた会社の期間が合算されて、支給が約7カ月分になりました。ひとつ驚いたのが、失業保険は6割出ると学校で学んだのですが、1日の上限額が定められており、6割にはなりませんでした。
再就職支援会社へは、退職した会社が給料の2カ月分を支払ってくれたとの噂でした。就職が決まるまで面倒をみてくれるとは聞いていましたが、それに見合うサービスを受けられるかどうかという不安はありました。早速、担当スタッフを紹介されました。
平日は毎日通所して、パソコンを利用して自習している利用者もいましたが、小生は週1日程度にすることにしました。交通費は自己負担だし、往復2時間も通所に時間がかかるので、自宅にパソコンとプリンターがあり、今でいうリモートワークで進めました。
再就職支援会社では、職務経歴書のことを履歴書と言っており、職務経歴書の作成をしました。一応、添削をしてくれて、英文の職務経歴書も作成の指導を受けました。これが、外資系の会社のやり方なのかもしれません。担当スタッフは、就活の相談にもいろいろとアドバイスをしてくれました。
職務経歴書が完成したら、人材会社を30社程紹介していただき、スタッフよりE-Mailで職務経歴書を送っていただきました。15社から返事があり、15社全社と効率よく面談をして、内10社から求人の案内を受けました。再就職支援会社に通所1カ月後くらいの出来事でした。人材会社によっては、独自の登録書式があり、その対応が大変で苦労しました。
そして、その10社に応募することになり、応募後に2社が先方より断られて面接試験に至らなかったところもありましたが、8社の同時進行的な面接試験が続きました。その中で、商社系の人材会社に紹介された商社に無事に内定が出ました。2カ月ぐらいで決まってしまいました。
担当スタッフの話だと、40歳を超えると求人が厳しくなるようで、人材会社の反応が悪いようです。半数の人材会社が反応してくれたのは、小生がまだ30代で若いということがプラスに働いたようです。
内定の半月後に、その商社に入社することになりましたが、早期に就職が決まったご褒美にハローワークから再就職手当として70万円も振り込まれるという幸運にも恵まれました。終わりよければすべて良しと小生は考えるので、その再就職支援会社に対しての評価はよかったと思います。人材会社とのネットワークは素晴らしいし、早期就職につながったと思いました。
ただ、その会社は現在存続していないことを考えると、給料2カ月分の費用に合わなかった人たちが多数いたのかもしれないのかなと思いました。小生にとっては、最初で最後の貴重な体験をしました。人材会社を使った就活は、その後の失業中にも有効な手段になりました。(つづく)
面接官の4種類のタイプ
その再就職支援会社では、面接試験での面接官には4つのタイプがあり、そのタイプ別の特徴や効果的な対処法があるということを学びました。具体的な内容は忘れてしまいましたが、それをヒントに小生が作成した対処法を簡単に紹介します。面接試験以外の対人関係でも参考になるかもしれません。
❶経営者タイプ......支配的で現実主義者
👉結論を先に話し、質問には簡潔に回答をする
👉「達成した」とか、「改善した」というような行動的な言葉を使用する
❷経理部長タイプ......分析的で合理主義者
👉論理的に順序立てて話す
👉数字やデータを織り込みながら話す
❸設計部長タイプ......革新的で未来主義者
👉未来志向の話をし、創造性を強調する
👉相手が笑ったら、いっしょになって笑う
❹人事部長タイプ......友好的で平和主義者
👉人間関係が友好的だということを強調する
👉グループ活動の経験があれば強調する
いつもお読みいただきありがとうございます。
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