ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.391 ストレス対処法 子ども向け商品の仕入担当

当ブログは広告を利用しています

No.】 391

【ストレッサー】 子ども向け商品の仕入担当

【内容】    会社内で初めての商品の仕入担当を任されたものの、社内には知っている人が誰もおらず、途方にくれてしまう

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  業界専門のコンサルタント会社の助けを借りて、何とか開店までに間に合わせるしかないと考えてみる

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】ニューヨーク視察旅行後のある日、仕入部長より個室に呼ばれて、子ども向け商品売場を新たに展開する方針が決まり、小生が仕入担当に任命されました。売場を0から作らなければならず、社内にはわかる者は誰もおらず、非常に戸惑いました。すると、専門のコンサルタント会社を紹介するので、売り場レイアウトや品揃えをいっしょになって考えてくれということになりました。

 

 そして、女性向けグッズの担当は、社長の御曹司が入社したので、専門の女性スタッフを10人採用しており、そちらに全てを任せるという話も聞きました。仕入部はそちらの方は関わらないということになりました。

 

 ニューヨーク視察旅行の意味と目的がようやく理解できました。また、単なる「バイヤー」ではなく、小生が「マーチャンダイザーという肩書を名乗っている意味も理解しました。

 

 レイアウトについてはコンサルタント会社が図面を書いてくれて、部長と相談の上決定しました。約300坪の売場になる予定で、それなりの品揃えが必要となりました。まず、商品のジャンル分けをして、その中から9ジャンルを選択することにしました。

 

 どのような売れ行きを示すか開店前にはわからなかったので、ほぼ9ジャンルを均等に配置して、売れるジャンルの商品はスペースを増やし、売れないジャンルの商品はスペースを減らしていくという方針に決まりました。

 

 仕入先はコンサルタント会社の紹介により4社に決まりました。テレビゲーム関連の会社、玩具全般の商社、知育商品の会社、ジグソーパズルの会社でした。小生も部長もよくわからなかったので、最初はコンサルタント会社の言いなりになっておりました。

 

 いよいよ、お歳暮の時期に開店となり、売上も幸先のよいスタートを切りました。百貨店で定価で販売している商品を平均2割引で販売しているので、お客さんには魅力があったようでした。ただ、売れ筋商品というのはすぐに売り切れてしまい、発注しても入荷しないということが起こりました。売り切れたら、それで販売終了という商品ばかりでした。

 

 お客さんが商品を欲しがって、いろいろなお店を歩き回っているという話をよく聞きました。当店でも品切れと知って落胆するお客さんの姿を見て、何とかしてあげたいと思いました。しかし、メーカーには在庫がなく、生産予定のない商品は手の打ちようがありませんでした

 

 開店してわかったことですが、男の子向けの商品は飛ぶように売れていたのですが、女の子向けの商品はあまり売れていないことがわかりました。そこで、テレビゲーム、ラジコン、プラモデルのコーナーなどを拡張していきました。

 

男の子向けの商品は飛ぶように売れました。

 

 さらに、既存の4社だけだと品揃えに限界があったので、面倒見のいい本店の店長と問屋街をいっしょに歩き回って、ある問屋さんに目が留まりました。テレビゲームソフトやラジコンや模型の品揃えが豊富でした。先方も当社が量販店ということで非常に興味を持っていただき、取引開始ということになりました

 

 他店が喉から手が出るほど欲しい商品を当社に優先的に回してくれるようになりました。他店では、開店前に行列ができるほど並ぶような新作のテレビゲームソフトが、かなりの数量が入ってきました。在庫があるというのは大きな強みになって、そういうソフトは定価販売でも飛ぶように売れました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。