ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.395 ストレス対処法 量販店を見限って転職活動

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No.】 395

【ストレッサー】 量販店を見限って転職活動

【内容】    新店舗売上不振で、仕入先より手形ではなく現金取引変更の要請が相次ぎ、会社と心中は勘弁してと思うようになる

【分類】    C 仕事

【効果】   ★★★★

【対処法】  運よく人材会社のダイレクトメールが届き、そのルートを使って転職活動を進めてみる

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】若者と女性をターゲットにした商品を展開するお店の売上不振の噂は、次第に広がっていきました。7フロアー全体の1日の売上合計金額が8000円というのは、店舗経営に壊滅的な状況でした。はっきり言って、売れそうもない商品ばかり展示しておりました

 

 既存の2店舗には、メーカーからの派遣社員が大勢働いていたので、そういう悪い情報は仕入先まで伝わってしまいました仕入先の何社かは、手形取引をやめて現金振込に変更してほしいという依頼がありました。

 

 以前勤めていたブラック企業で学んだことですが、与信限度管理という仕組みがあり、販売先の経営状況を常に把握しており、販売先ごとにいくらまで販売して良いという限度額が決められておりました。販売先が倒産すると、その分が会社の損失になる恐れがあるので、ありとあらゆるアンテナを張りめぐらせて、販売先の情報収集をしていました。

 

 恐らく、仕入先の与信限度管理で当社が引っかかって、そのような行動に出てきたのだと想像できました。確かに、7フロアーも展開するお店の家賃や人件費だけでも、他の2店舗の利益だけで賄いきれないことは素人でも理解できました

 

 このままの状態が続くと、会社の将来が危ういと感じ、倒産してしまうだろうと思いました。そして、会社とともに心中は勘弁してほしいと思い始めました。かと言って、内定先を蹴ってしまったリクルートのルートが途絶えてしまい動きようがありませんでした

 

 一方、小生の生活の方は洪水被害に見舞われて、家財の半分を失い失意のどん底におりました。自治体からの見舞金や所得税の全額還付を受けましたが、精神的なショックは計り知れないものがありました。大家さんの好意で、元釣り道具店の空き家に弟とともに無料で住んでおりましたが、半年以内に引っ越し先を探さなければならない状況でした。

 

 とある日、母の実家に小生宛に、ある人材会社からダイレクトメールが届いておりました。ルクルート以外の人材会社だったので、まさに渡りに舟でした。早速、その人材会社に電話連絡をして面接のアポイントを取りました。

 

 小生の仕入バイヤーの経験が活かせる会社を紹介いただきました。何と、当時の東証一部上場企業の有名な製造業でした。小生の大卒後初めて就職した企業も東証一部上場企業でしたが、2社目は非上場の量販店は中小企業でした。まさか、また東証一部上場企業に就職できるチャンスがあるとは思ってもいませんでした

 

 心の中では、何とかその紹介された会社に入りたいと思いました。幸いなことに、仕入の実務経験のある人は意外と少ないようで、面接官に小生の経験に非常に興味を持っていただけました。2回の面接で内定をいただきました。

 

内定を得ましたが、すんなりと辞められるとは限りません。(つづく)

 

 その後、形式ということでSPI試験を受けましたが、2度目の経験だったので、要領よくテキパキと回答していき、国語も数学も合っているか間違っているかは別として、全項目のマークシートを埋めることができました。最初にリクルートで受けた時よりも、出来がよかったかもという感触でした。

 

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