ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.390 ストレス対処法 ニューヨーク旅行で散財

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No.】 390

【ストレッサー】 ニューヨーク旅行で散財

【内容】    視察旅行の7人のメンバーに選ばれて、重圧のあまり、買い物でストレスを発散してしまったと気がつく

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  買い物の金額も月収の範囲内だし、自分へのご褒美としていい思い出になるだろうと考えてみる

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】ある日の朝、全体朝礼の場で社長より、会社で新しいビジネスを展開するにあたり、研修として何人かにニューヨークに行ってもらいたいという発表がありました。社員全員が盛り上がる中、この全体朝礼に参加しているメンバーから数名を選ぶとのことでした。誰が選ばれるのかなと思っておりました。

 

 仕入部の部長が長期入院から復帰して出社しておりました。入院前はダンディーでかっこよかったのですが、どことなく老けてしまった感じがしました。1度は心臓が止まって危なかったそうですが、奇跡の生還だったそうでした。

 

 その部長から個室に呼ばれ、小生がニューヨーク視察旅行のメンバーだと知らされました。小生にとっては光栄なことだったので、その場で慎んでお受けするというような回答をした記憶があります。と同時に、あまりの重圧で緊張して潰れそうになっている自分がおりました

 

 間もなく、選ばれたメンバーが参加するミーティングが開かれました。ニューヨーク視察の目的や見どころの説明がありました。支店の次長を団長に、20代の7人のメンバーが選ばれ、男性4人、女性3人という内訳でした。仕入部からは小生だけでしたが、その時はどうして選ばれたのかは理解できませんでした。

 

 店舗では、既存の商品だけでは年々売上が落ちており、会社の将来を考えると、今まで扱っていなかった新しい分野の商品を開拓する必要があるとのことでした。その第1弾として、OA機器の訪問販売があったのでしたが、非常に苦戦しておりました。

 

 さらに、第2弾、第3弾の構想があり、ニューヨーク研修によって、それぞれの市場視察を通じて、会社の今後の展開に役立つような知識やヒントを身につけようということでした。特に、店舗の顧客分析などから、女性と子どもの来店が少なかったので、両者をターゲットにした商品を検討していることがわかりました。

 

 ニューヨーク出張当日、本社集合で専務と次長以下8名がマイクロバスで成田空港に向かいました。到着が飛行機の出発の20分前だったのでビックリしました。飛行機に間に合うのかなと心配していると、次長と瓜二つの旅行会社の担当者(実は次長のお兄さん)が待っていました。何か裏口から入場でき、そのまま飛行機に搭乗できた記憶があります。本来であれば、空港免税店で買い物をしたかったのですが、残念ながら時間がありませんでした。

 

会社負担だったからニューヨークに来れたと思いました。

 

 ニューヨークまではノンストップで12時間ぐらいかかったと記憶しています。そんなに長時間も飛行機に乗ったのは初めてで、非常に退屈に感じた時間でした。睡眠時間もあまり取れずに、現地では1日遅れの朝を迎えることになりました。いわゆる時差ボケのまま、現地時間のスタートとなりました。

 

 3泊5日だったと記憶していますが、現地では社長の御曹司が出迎えてくれ、いっしょにニューヨーク州と隣のニュージャージー州に行きました。有名な百貨店やスーパーマーケット、雑貨の量販店、大型玩具店など15店舗ぐらい見学しました。

 

 観光としても、マンハッタン5番街自由の女神、そして、今はなきワールドトレードセンターの屋上にも行きました。そして、夜は有名な観劇を楽しみました。重圧のためか5番街のブランドショップで、自分のためにいろいろと買い物で散財してしまいました。

 

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