ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.456 ストレス対処法 駐在事務所社長の来訪

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No.】 456

【ストレッサー】 駐在事務所社長の来訪

【内容】    駐在事務所社長が来ると、事務所中緊張感が走り、何とも言えない憂鬱な雰囲気になってしまう

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  ワンマン社長で、部下の意見を聞くようなタイプではなく、社長からの一方通行の話に、部下たちは黙って大人の対応をする

【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型

 

【解説】海外駐在事務所の社長(本社の取締役)は、2カ月に1回くらいの頻度でやってきて、1泊2日か2泊3日の短期滞在でした。社長が来る1週間くらい前から、管理部長を始めとする緊張感が伝わってきました。社長が空港に到着する夜には、ふたりの部長が出迎えに行き、夕食を共にするようなことをしていました。

 

 社長出社日の午前中は、日本人スタッフ5人とのグループミーティングがありました。国内の状況や営業の状況など、駐在事務所ではふだん聞けない情報を社長から聞かされました。特に、家庭向け製品の売上は順調に推移しており、生産増加の話もあり、次世代の新製品の話もありました。それと、国内の資材調達部は資材購買部と名称を変えたという話もありました。

 

 昼食はローカル社員も全員参加で、時間も1時間延長して2時間がかりで回転テーブル式の中華料理で会食をしました。食事が一応終了してから、ローカル社員が社長にいろいろと質問をする時間がありました

 

 英語がネイティブ並みの小生の直属上司の部長が和訳して社長に伝えました。そして、社長の回答を英訳してローカル社員に伝えていました。資材購買の仕事では精彩を欠く部長でしたが、この時だけは実に生き生きと輝いていました

 

 夕食は日本人スタッフ5人揃っての参加でした。社長はグルメの人だったので、管理部長はレストラン選びに苦労していたようでしたが、たいていは和食レストランを選んでおりました。和食のレストランは、値段が現地のレストランよりも3倍くらい高かったので、小生はふだんは利用していませんでした。着任時に宿泊したホテルの4階がフードコートになっており、マンションに転居後も会社に近いので、夕食はそちらで食べていました。

 

 食事中の話題と言っても、社長はあまり世間話には興味がないようで、ほとんどが仕事の話でした。食事代は会社負担とは言え、残業をしているような感じでした。それと犬猿の仲だった、前任の声の大きなクシャおじさん部長の悪口をよく聞かされました。他の5人は反論することもなく、黙って聞いて大人の対応をしておりました

 

駐在事務所全員参加の昼食会は、ターンテーブルの中華料理が多かったような気がします。

 

 そう言えば、クシャおじさん部長の退職日に、あらぬ文書を見せられました。告発状として社長に提出したのかどうか気になっておりました。その辺の様子は海外には情報が入ってこないので、その時は何も動きがないように思われましたが、社長の悲劇はその半年後に起こりました。

 

 通常だと、会食の後はカラオケラウンジに行くのがお定まりのコースだったのですが、社長はカラオケを好かないようで、過去には毛嫌いしている発言もあり、2次会はなくそのまま解散となりました。管理部長にはストレスを発散する場を奪われてしまっていたようで、精神的にかなりの負担になっているようでした。

 

クシャおじさん部長の告発状のことは下記ブログで記載しております
No.433 ストレス対処法 海外駐在事務所の部長退職

yuyakekoyakeakatombo.hatenablog.com

 

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