ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.475 ストレス対処法 経費削減で経理課長帰国

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No.】 475

【ストレッサー】 経費削減で経理課長帰国

【内容】    会社の業績が悪化して経費削減の一環として、駐在事務所の経理課長の帰国が決まって寂しくなる

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  深刻な経費削減ではないことが確認でき、海外出張の申請は影響がないと解釈する

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】駐在事務所の社長交代劇はあまりにも突然で、事務所全体に驚きが広がり、みんなが事務所の将来に不安を抱いておりました。管理部長は新しい社長と情報共有した中では、当面のところ、今まで通りの運営をしていくことが確認できたということで、とりあえず安堵しておりました。

 

 ところが、駐在事務所社長解任と同時に、営業部門の最高責任者である専務取締役の更迭があり、日本人スタッフ間で話題になりました。それまで、うなぎ上りに会社が成長してきた功労者のひとりでしたが、公然と部下を怒鳴りつけたり、他部門の悪口を言い過ぎたようで、今で言うパワハラで失脚したようでした。

 

 後任の営業部門の最高責任者は、パッとしない無名の人物だったために、営業成績はますます悪化の道をたどっていくことになりました。

 

 それから数カ月経った頃でしたが、駐在事務所にも経費削減の話が伝わってきたようでした。深刻な内容ではなかったと思いますが、経理課長が日本に帰国することになりました。小生と半年間ぐらい英語のレッスンを受けた人でした。彼は約1年の海外駐在でしたが、高額な家賃負担を少しでも削減することだったのかなと思いました。

 

 それと、小生の部下の女性で通訳として採用された人は、資材購買の仕事よりも経理事務の仕事をしたいという希望もあり、経理課長の後釜に肩書なしで異動することになりました。彼女の将来のことを考えると、経理などの管理畑に向いていると小生は思っていたので賛成しました。そこで、資材購買部には事務員の女性を新たに1名採用しました。

 

 さらに、小生の部下のアラサーのふたりについては、以前の会社でも資材購買の経験があり、その知識をいろいろと活かして活躍してくれていました。彼らのモチベーションを上げてもらうために、「主任」の肩書の提案をしたところ、購買部長と管理部長も賛同してくれて、ふたりの主任職(スーパーバイザー)への昇格が決まりました

 

人前で部下を怒鳴りつける営業部門の専務も更迭されました。

 

 そんな訳で、事務所内でもいろいろと変化があったものの、何とか平和な日々を過ごしておりました。経費削減とは言われてはおりましたが、海外出張は削減の対象にはなっていなかったので、早速、次の訪問先候補を考えておりました。

 

 海外の有力な仕入先の開拓をしていくのが、小生の大きな役割でした。海外出張がなくなると、小生が駐在事務所にいる意味がなくなることから、そこは、堂々と稟議書を起案して海外出張はたくさん行くつもりでおりました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。