【No.】 635
【ストレッサー】 見知らぬ人の扇子の風
【内容】 電車で隣に座った乗客の扇子の強い風が、自分の方にも吹いてきて、見知らぬ人の体臭も混じって不愉快になる
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 同じような行動でも、若かった頃は気にならなかったが、年を取ったせいか、時代の流れか、迷惑行為ということに気づく
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】昨日の朝の通勤電車では、幸運にも座席に座ることができました。小生の隣には70代と思しき男性が座りました。外は湿度が80%はありそうで、相当蒸し暑く感じました。
一方、電車内ではエアコンが相当効いていて冷風が強く流れておりました。小生は、最初は暑いのですが、数分でその冷気のおかげで冷えてくるのを知っており、スマホで皆さんのブログを拝読しながら、快適な時間をいつも過ごしておりました。
ところが、その70代と思しき男性はカバンの中から、扇子を取り出して開いて、かなりの勢いで扇ぎ出しました。その強烈な風が小生の方にも吹いてきておりました。その男性の表情をひと目見ましたが、迷惑行為には全然気がついていないようでした。
若い頃だったら、無料で小生の分まで風を扇いでくれていると考えることができましたが、当時はエアコンが現在のように普及しておらず、暑さを凌ぐには扇子とか、うちわで自分で扇ぐしかなかったので、他人が扇いでくれた風が自分の方にも飛んでくれば、ありがたいと思いました。
さて、小生が子どもの頃は、扇風機は父が独占して自分ひとりだけあたっており、扇風機の首を回すこともしてくれませんでした。母とか子どもたちは暑さの我慢を強いられました。小生は、自分がうちわを扇いでいる時は、ついでに弟や母にも風が当たるようにしておりました。
ところが、母は肺活量が少なく、自分でも風船を膨らませないほどと言っていたくらいなので、小生のうちわの風に当たると呼吸が苦しくなるようで、小生から逃げるように離れておりました。小生の母のようにうちわの風を嫌がる人が世の中にはいるのです。
小生は、身内にそのような人がいるので、その70代の男性の本能にまかせるままの行動に辟易としました。扇子を開いて自分だけに風を当てるのなら問題ないし、最近では携帯用扇風機を自分だけに風を当てているのも問題はないと思います。
しかし、他人にも風が当たるのは迷惑行為だと思っております。特に、今回は70代の男性の汗臭い体臭までも混じって小生の方に風が吹いてきたので、嫌な出来事として記憶に残ってしまいました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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