【No.】 1120
【ストレッサー】 革製スマホケース騒動
【内容】 革製スマホケースが到着したので新しく買ったスマホを入れたら、プラケースに嵌ってしまい取れなくなってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 販売店にメールで取り外し方を問い合わせたら、丁寧に回答が来て、角の一か所からゆっくりとめくるようにしたらうまく外れる
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨
【解説】 年が明けて間もない元日、小生は新しい革製のスマホケースを注文しました。新年の空気に背中を押され、気分も新たにヨドバシカメラで当選したSIMフリー端末用と思ったのです。表示された納期は「一月六日より順次発送」。店舗の年末年始の休暇を考えれば妥当な日程だと受け止め、気長に待つつもりでいました。
ところが七日になると、配送状況の表示が突然「店舗にお問い合わせください」に変わりました。年始の物流事情を思えば仕方のないことかもしれませんが、胸の奥に小さな不安が灯ります。指定フォーマットで問い合わせると、「工場からの回答待ち」との返事が届きました。さらに八日には「十三日頃に店舗へ入荷予定」との連絡があり、ようやく先が見えたような気持ちになりました。
十三日、予定通り発送案内のメールが届き、翌十四日には商品が手元に届きました。革の香りがほのかに漂い、手触りも良く、年始の小さな贈り物のように感じられました。さっそくスマホをはめ込んでみると、これが驚くほどぴったりと収まりました。ところが、ここで思わぬ落とし穴が待っていました。SIMカードを装着する前にケースにはめてしまったため、外そうとしてもびくともしないのです。
無理に引き抜けばスマホ本体を傷つけるかもしれませんし、ケースも破損しかねません。最悪の場合、スマホを電話として使うことを諦め、Wi-Fi環境下でのみタブレット端末として使用するという極端な選択肢まで頭をよぎりました。年始早々、なぜ小生はこんな小さな窮地に立たされているのだろうと、思わず苦笑してしまいました。

藁にもすがる思いで店舗に状況を報告し、外し方を尋ねました。すると驚くほど早く返信が届き、「無理に引き抜くと本体やケースを傷める可能性がある」と丁寧に注意が添えられていました。さらに、「角の一か所からゆっくりとめくるように外す方法がおすすめ」とのアドバイスが続きます。柔らかい布を敷いて作業すると安心できること、ケースを手で包んで温めると素材が柔らかくなり外しやすいことなど、細やかな気遣いが感じられる説明でした。
その助言に従い、慎重に作業を進めました。革を傷めないように指先に神経を集中させ、少しずつ角を持ち上げていきます。時間にすれば数分のことだったのでしょうが、小生にはずいぶん長く感じられました。そしてついに、スマホがケースから解放された瞬間、胸の奥にふっと温かい安堵が広がりました。
年始の小さな騒動ではありましたが、思い返せば、待つことのもどかしさや、予期せぬ困難に向き合うときの心の揺れ、そして丁寧な助言に救われるありがたさなど、日常の縮図のようなものが詰まっていたように思います。スマホケースひとつでここまで心が動くとは、人生とは本当に面白いものだと感じました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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