【No.】 149
【ストレッサー】 緊急地震速報多発の恐怖感
【内容】 緊急地震速報が鳴って大きな地震があると、次はこっちに来るかもしれないと恐怖におののく
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 防災センターに行き、地震体験コーナーで震度7を体験して身体に覚えさせたり、防災の準備を復習してみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 最近、緊急地震速報が何回か鳴っており、ちょっと怖い思いをしています。我が家にはテレビを消していても緊急地震速報が流れる装置があります。ただ、NHKと同調しているので、全国で発生している緊急地震速報を拾ってきてしまう欠点があります。それでも、テレビを消していたら、いざという時に、大地震発生の予告がないのは困るので使用しています。
今から15年くらい前に、失業中に錦糸町の職業訓練校に半年間通っていたことがありました。課外授業の一環として、近くにある「東京消防庁本所都民防災教育センター(本所防災館)」に見学に行ったことがありました。別名「都民防災教育センター」ともいうようで、都民の安全な暮らしを目指し、楽しみながら地震の揺れの体験、初期消火や応急救護、火災の煙からの避難要領など、防災に関する知識や技術を学ぶ体験施設になっています。同様の施設は各地の自治体にもあるようです。
その体験の中で一番印象に強く残ったのは、震度7の地震の実体験ができるということでした。東日本大震災の前だったので、やはり、阪神大震災がその当時は強く記憶に残っており、その強さを体験しました。1分弱だったと思いますが、体験が終わった後は、大きなめまいに襲われた記憶があります。体にしっかりと震度7の地震の大きさを刻み込んでおきました。
その後も地元の自治体でも同様の施設があり、2回ほど震度7の地震の実体験をしました。地元の防災センターでは、実際に起こりうる災害を臨場感あふれる映像で身近に体験する災害シアターがあります。有名な俳優を起用しているので、ちょっとしたドラマ感覚で観ることができます。(5年程前のことなので現在内容が変わっている可能性があります)
地震シミュレーターでは、震度7の揺れが体験でき、過去に発生した地震、戸建住宅や超高層ビルでの揺れなどの体験ができます。それと、火災シミュレーターがあり、煙体験では体に害のない煙を室内に充満させ具体的な避難訓練ができます。さらに、実際の火事の映像に向かって消火器を使用する消火訓練もあります。出てくるのは水ですが、消火器の使い方を学ぶことができます。
その他にも、家庭のリビングをイメージした部屋(減災トレーニングルーム)の中で、災害を疑似体験し、災害から身を守る行動や避難までの訓練もあります。防災・減災教育の場であり、自助・共助の大切さを学ぶことが趣旨の施設のため予約が必要ですが、無料で利用できます。
記憶を風化させてはいけないと思っており、近いうちに、久しぶりに防災センターに行って、震度7の揺れを体感して、防災に役立つ知識をいろいろと復習したいと考えています。今まで防災センターに行ったことで、150センチ以上の家具全てに転倒防止用のツッパリ棒をつけたり、避難時用のヘルメットの家族分の購入、あるいは、避難所での生活用の当面の衣服をスーツケースに入れて備えることを学びました。新たな発見があるかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。