No.２１５　ストレス対処法　失業で生活困窮な人の愚痴

【No.】　２１５

【ストレッサー】　失業で生活困窮な人の愚痴

【内容】 失業保険１０万円程受給している人が生活費がギリギリの状態だと嘆いているのを聞き、何とか助けてあげたい

【分類】 E　身近な出来事

【効果】 ★★★

【対処法】 その人はうつ病で障害者手帳を持っており、障害者年金の受給資格がありそうなので、無料相談のある社労士事務所を紹介する

【ストレッサー型】４　モンモン未来不安型

【解説】　現在でも、睡眠導入剤を服用しているため、定期的に心療内科に通院しています。小生は毎回朝一番の予約を取っているので、開院前に並んでいます。いつも顔ぶれがだいたい同じなので、中には患者さん同士で会話がはずむことがあります。開院までの１０分から１５分程度の会話なのでいい暇つぶしにもなります。

　その中で、特に４０代の独身女性とは親しく会話をしています。話好きな感じがする人で、小生はほとんど聞き役で彼女の方からいろいろと愚痴のような話を喋ってきます。それに対して小生が慰めたり、こういうことをしたらいいですよと認知行動療法的（本ブログで紹介している内容）な提案するような、そんな感じのコミュニケーションがいつも展開されています。彼女が積極的に自己開示してくれるので、より状況に応じた適切なアドバイスができているようです。認知行動療法はうつ病の症状に相性がいいようです。

　彼女は、うつ病とADHD（注意欠如・多動症）というふたつの障害があり、障害者手帳を持っているとのことです。現在は失業中で失業保険１０万円程受給しているそうです。公営住宅なので家賃はそんなに高くはないそうですが、生活費がギリギリの状態だと嘆いていました。現在は障害者福祉施設に通所しながら訓練と就活をしています。

　うつ病で障害者手帳を持っているので、障害者年金の受給資格がありそうなので、アドバイスしたことがありました。彼女は意地でも年金を毎月支払っていたということで、資格はありそうです。生活苦のため、障害者年金の診断書の１万円の工面が難しいのと、社労士事務所の費用が出せないということを言っていました。

　偶然、別の人のために調べた社労士事務所が、相談無料で費用は障害者年金が支給された後でいいところです。万一、年金の受給資格が取れなければ無料で済むということで、余程自信があるのでしょう？その社労士事務所を彼女に紹介しました。彼女は、通っている障害者福祉施設にも、お抱えの社労士事務所があると思うので、そこのスタッフに相談してみるという感じでした。

　そして、昨日の会話の中で、障害者福祉施設お抱えの社労士事務所のいくつかの中に、小生の紹介した事務所も含まれており、さらに、その障害者福祉施設から徒歩圏内にあることがわかりました｡　社労士事務所をそこに決めて無料相談を受けてみるということで､いい展開になったと喜んでいるのも束の間でした｡1万円の診断書の工面をどうするかの最大の問題が目の前にありました｡｢それも社労士事務所に相談したらどうですか?｣とアドバイスした時に、ある光景を思い出しました｡

　昨年の暮れに、総合ディスカウントストアーの携帯電話売場で、携帯電話会社を乗り換えれば２万円のポイント進呈があると、５～６回案内されました。今使用しているスマホはそのまま使用できるということです。手続きが面倒で時間がかかりそうだったので、そのまま聞き流していましたが、そのシーンを思い出しました。

　彼女に、「携帯電話会社を変えれば２万円分のポイントがもらえるかもしれません。そのポイントを食料品や雑貨に使えば生活費の２万円が浮くのでは？......」と提案していました。まあ、彼女の１万円をどう工面するかの候補になってくれればいいのかなと思いました。ただ、その携帯電話会社の乗り換えキャンペーンが今も有効なのかは確認しておりません。

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