ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.224 ストレス対処法 ストーカー被害の女性の話

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No.】 224

【ストレッサー】 ストーカー被害の女性の話

【内容】    知り合いの女性より、同じ福祉施設に通う男性から待ち伏せされてストーカー行為をされて悩んでいる話を聞く

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★

【対処法】  多分ストーカー行為と思われるので、小生には慰めることしかできないが、福祉施設がどのように解決するのか見守るしかない

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】 心療内科のクリニックで知り合いになった女性A子さんから、驚くような出来事の話を聞きました。A子さんは、現在は障害者福祉施設に通所しながら訓練と就活をしています。その施設には、精神障害者発達障害者、知的障害者身体障害者の方を対象に、失業している人が就労できるように支援している場所だということです。

 

 その福祉施設には、約20人が在籍しており、その中で若い男性Bさんからストーカーまがいのことをされて怖いということでした。たまたまA子さんとBさんは鉄道の最寄り駅が同じで、そこからの路線バスも同じということです。BさんはA子さんよりも停留所が3つ駅に近いということで、朝は同じバスに乗ることもあるということです。

 

 ところが、帰りはBさんは終業時刻と同時に帰り、A子さんは他の利用者やスタッフと長話をするので30分程度遅れて福祉施設から帰るのに、どういう訳か、帰りのバスにBさんが待ち伏せでもしているかのように、かなりの頻度で同じバスに乗るのが不自然とのことです。

 

 しかも、Bさんの住んでいる最寄りの停留所では降りずに、終点からひとつ手前の停留所でA子さんが下車するのを見届けているみたいで、終点には何もないところでAさんが降りるのはおかしいと言うのです。帰りはいつもそういう行動を取っているとのことです。

 

 過去に1度だけA子さんがBさんに優しく声をかけてしまったことがあり、それで勘違いされて好意を持たれてしまった可能性があるそうです。会話はその時の1回だけで、バスの中でも会話をすることもなく、気味が悪いとのことでした。

 

 この話を聞いて、あらかじめ彼女の下車する停留所の近くに隠れていて、油断しているA子さんを尾行してどこに住んでいるか特定されている可能性があると思いました。ただ、今のレベルでは警察に相談しても証拠が何もないので、犯罪として立証するのは難しいと思いました。

 

 A子さんの情報からのBさんの人物像です。Bさんはどういう障害者かは不明です。グループワークが全くできないようで、福祉施設のグループワークには参加せずに、いつも個人ワークをしているそうです。

 

 コミュニケーションも得意ではないようで、スタッフとの会話はあるものの、利用者同士の会話は全くしていないようです。スタッフとの会話を聞いていると、いつも自己主張ばかり言っており、人の気持ちがわかっていないような感じがするそうです。

 

ストーカーには早めの対策が重要だと言われています。

 

 A子さんは福祉施設のスタッフに、本件を既に相談をしているようですが、具体的な回答はもらっていないそうです。そこで、小生は過去の経験から、「一番してはいけないことは、本人にストーカー行為をしているかどうかの確認です。証拠がないので認める人はいませんし、逆恨みをする人なら、自宅が特定されていると、今後、郵便物を盗むとかの嫌がらせをする危険性がありますよ」と伝えました。(過去にそういうことをした人を覚えていました)

 

 現在の様子では、何も証拠がないので、警察に相談してもストーカー被害と認定されるのは難しいかもしれません。しかし、「うつ病などで、人よりも怖い行為を過敏に感じてしまう人が多く通う福祉施設で、ストーカー被害と感じさせてしまう行為は絶対に許されないと思いますよ」とA子さんを慰めていました。

 

 被害に遭っている女性がストーカー行為と思うのならば、ほぼ間違いないと思います。ストーカーには早めの対策が重要だと言いますから、その福祉施設がどういう対応をするのか見守りたいと思いました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。