ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.211 ストレス対処法 年金未払いの人の悲劇

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No.】 211

【ストレッサー】 年金未払いの人の悲劇

【内容】    障害者の知人が、年金未加入の状態で障害者年金の受給資格がないことを知って愕然としてしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  このままでは老齢年金の受給資格も失ってしまうので、いろいろと年金の免除申請のための作戦を考えてあげたいと思う

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】 プライベートで最近知り合った障害者の20代の方がいます。会話をしていると、笑顔が素敵な方で気分が安らいでくるので、とても仲良くしてしまいます。その方は就職歴がなく、現在は障害者福祉施設に通いながら就活をしています。両親を亡くされて、現在は親の遺産で生活をしているようです。具体的な障害名は知りませんが、障害者手帳を持っていることを聞いています。

 

 そこで、小生は障害者年金は縁がなくて詳細はわかりませんが、障害者であれば障害者年金を申請できると思ったので、申請したらどうですかとアドバイスをしました。知人が利用した社労士事務所で無料相談しているところを知っているので、紹介してあげようと思ったのですが、意外な事実を知ってしまいました。

 

 その方の両親が年金に加入したことがなく、その方も年金未加入の状態であることが発覚しました。確か、初診時に年金の加入がないと、障害者年金の受給資格がなかったと記憶していました。唯一、未成年時に初診だった場合は、例外的に障害者年金の受給が認められる場合もあると聞いています。ところが、初診時は20歳を超えていたということで、これは悲劇が起こったと思いました。

 

 20歳になれば、国民全員が国民年金に強制加入という義務があるので、それに違反したということで、障害者年金が受け取れないというのはあまりにも残酷だと思ってしまいました。年金手帳を持ってないとのことだったので、就職が決まったら年金手帳の提示を求められ、持っていないと恥をかくので手続きを勧めました。その後、役所で手続きをしたと聞いて一安心も束の間でした。

 

 手帳は作ったものの、免除申請の話が役所では一切なく、このままでは年金の支払の請求が届いてしまう状態だということに気づきました。今後の免除申請と約2年間に遡っての免除申請ができるのですが、年金はずるいところがあり、自分から言わないとやってくれないという話を昔から聞いていましたが、今も変わってないと思いました。

 

 その方に、今後の免除申請と約2年間に遡っての免除申請を勧めて、その制度を記載したパンフレットを渡したのが3カ月くらい前でした。小生はてっきり免除申請が済んだものかと思っていました。ところが、昨日、久しぶりにその方と年金の話をしたら、まだ、申請ができていないとのことで、愕然としました。障害のためにうまくできないようです。

 

 このままだと、その方は障害者年金が受け取れなかっただけでなく、老後の年金も受け取れなくなってしまうことになります。将来、結婚することになると、配偶者にもその方の年金の支払い義務が生じてしまいます。そして、ふたりの老後の生活資金に悪影響が出ることも考えられ、子どもができたら、子どもの両親への老後の生活資金の負担が増加してしまうことも考えられます。

 

老後の年金が受給できることを祈っています。

 

 本来であれば、小生が隣に座って、その方の今後の免除申請と約2年間に遡っての免除申請をしてあげたい気持ちでいっぱいです。そこで、3カ月くらい前に、その方の通所している障害者福祉施設に電話で問い合わせしてみました。障害者の就活を支援する場所なので、老後の心配は管轄外というのはわかっていましたが、本人の自主性を尊重しているようで、小生による過度な私生活への介入は遠慮して欲しいと言われてしまいました。

 

 そこで昨日は、「役所の入口にある総合案内窓口で、『私は障害者で、年金の免除申請の仕方がわからないので助けてください』と免除申請のパンフレットを見せてお願いしたらどうですか?」というアドバイスをしました。これが小生が直接関わらずにできることなのかなと思いました。これでも難しいようでしたら、次の手をまた考えます。

 
いつもお読みいただきありがとうございます。

 

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