ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.295 ストレス対処法 自分に発達障害の症状が?

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No.】 295

【ストレッサー】 自分に発達障害の症状が?

【内容】    発達障害者の知人が、無表情でボソボソと喋るのが若い頃の自分に似ており、自分も発達障害者かもしれないと思う

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  発達障害チェックリスト(AQ)の個数から、発達障害者でなくても、誰しも発達障害的な要素があることを理解する

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】 2年ぐらい前に、ビジネス講座で知り合った30代の男性と親しくなり、休憩時間中はいろいろと会話をすることがありました。彼の以前に勤めていた会社が、労働条件が劣悪な会社だったそうです。二度と同じ思いをしたくないということで、労働基準法の本を購入して一生懸命読んでいました。就活中で、失業保険が支給されているとのことでした。

 

 彼はある時、発達障害者だと自己開示がありました。話していて気づいたのですが、小生とはよく話をするのですが、あまり他の人と会話をしていないみたいで、コミュニケーションが少し苦手なのかなと思っていました。それと会話の内容が労働基準法こだわりが強いようで、ほとんどの会話の時間が、労働基準法を中心にした労働条件の話題になっていました。

 

 もしかしたら、他の人たちは彼を避けていたのかもしれません。どことなく特性的に父に似たような感じがしました。父は頑固者でしたが、彼は印象としてはとても素直な人でした。小生は何も気にすることがなく彼との会話を楽しんでいました

 

 ある時、彼の障害特性なのかもしれませんが、自分の誤りやミスに気がついていないという父との共通点を見つけてしまいました。それと無表情でボソボソと小声で喋るのが、小生の若い頃に似ていると思いました。

 

 もしかしたら、小生には発達障害の可能性があるのかなと考えてしまい、主治医に相談しました。大勢の発達障害者を診察している医者の目には、発達障害には該当していないようなことを言われました。それでも納得ができずに、発達障害に関する本を3冊購入しました。その中で、集英社文庫の「大人の発達障害の巻末にある、発達障害チェックリスト(AQ日本語版)をやってみました。全部で50問あります

 

 合計点により、診断のおおよその目安が書かれています。ただし、AQだけでは医学的な診断はつかないそうで、自己理解を深めるためのツールだそうです。33点以上だと、日常生活に支障が出るレベルで、発達障害の診断がつく可能性が高いそうです。26点以下だと、発達障害の傾向は弱いレベルということです。

 

一部の発達障害者の方には、コミュニケーションが苦手な方がいらっしゃいます。

 

 小生の点数は15点でした。一般的な平均値は20点前後らしいので、15点は発達障害の傾向は弱く、日常生活には支障が出ていないレベルということでした。

 

 とは言え、小生には発達障害的な要素が15個もあるということがわかりました。発達障害者でなくても、誰しも発達障害的な要素があることを理解しました。そして、発達障害者と発達障害者ではない人とは、この発達障害的な要素の個数の違いだったということに気づきました。
 
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