ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.245 ストレス対処法 酒乱で身を滅ぼした人2

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No.】 245

【ストレッサー】 酒乱で身を滅ぼした人2

【内容】    酒癖の悪い親戚のおじさんが、酩酊状態で交通事故に遭って半身不随になってしまい、気の毒に思ってしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  酒を断つ自助組織に参加し、お酒に悩む人たちに、自分の経験を活かしてお互いに理解して支え合うことをしていて立派だと思う

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 親戚のおじさんで、酒癖の悪い人がいました。小生が幼少の頃から、母の実家に遊びに行くと、時々やってきて、ふだんは普通の人ですが、酒が入ると陽気になり、ちょっかいを出したり嫌がらせをするので、正直、嫌いなおじさんでした。

 

 小学生の頃は、訳アリの明らかに年上の女性を連れてきていました。小学生の目で見てもつき合っている女性だとわかりました。小学校3年生の9月から12月までに、父の家から逃げて母の実家に住んだことがありましたが、おじさんがひとりで夜来る時は、近所の酒場で相当なお酒を飲んでいたみたいで、呂律が回らない状態で絡んでくるので、嫌な思いをしました。

 

 中学生の頃は、年上の女性とは別れたようで、別の女性とできちゃった結婚をしました。当時としては珍しかったので、世間でも賛否両論に分かれていた時代でした。その頃になると、小生も大人になって苦手意識がなくなり、父の家から自転車で行ける距離に住んでいたので、遊びにいったこともありました。

 

 大学生の頃は、小生は母の実家に住んでいたのですが、おじさんが近所の酒場でお酒を飲んで酔っぱらっている状態で交通事故に遭い、病院に入院することになりました。母と祖母が大騒ぎして、病院に向かう姿を見ました。ひき逃げだったみたいで、容疑者はすぐに逮捕されたと新聞記事になっていました。

 

 入院は数カ月に及び、残念ながら左半身不随の後遺症が残りました。移動する時は、常に杖を必要としました。そして、身体障害者用に改造された車を購入して、自分が運転して移動するようになりました。お酒は二度と飲まないと誓ったそうです。

 

 晩年は、酒を断つ自助組織に参加して、お酒に悩む人たちに、自分の苦い経験を活かしてお互いに理解して支え合うことを積極的にしていました。地区代表として電話番号を公開して、お酒に悩む人たちの話を積極的に受けて相談に乗ることもしておりました。

 

交通事故の後遺症で、杖をついて歩いていました。

 

 そのおじさんは、コロナ禍の最中に、コロナとは違う肺炎で亡くなりました。コロナ禍だったので、家族葬で執り行われたため小生は参列できませんでした。半身不随になってしまった交通事故に遭う前に、お酒をやめることはできなかったのかなと思うと、残念でなりません。
 
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