ストレス解消法のブログ

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No.265 ストレス対処法 離婚調停する父母の結末

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No.】 265

【ストレッサー】 離婚調停する父母の結末

【内容】    父と別居した母は離婚するために家庭裁判所の調停に臨んだが、父に言いくるめられてしまったようで残念である

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  基本的に父母の問題で小生の問題ではないし、離婚しなかったということは財産分与の権利がまだあると前向きに考えてあげよう

【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型

 

【解説】小生が18歳で家出した時は、5歳違いの弟はまだ中学生でした。食べ盛りで食費だけでも大変だったと思います。そこで、母は離婚裁判に臨むことになりました。内気な母ひとりだけでは心細いので、1番目の実弟が同席してくれましたが、裁判の前に調停がありました。

 

 調停の席でも、父は相変わらず大声で恫喝するような態度で、母になかなか意見を言わせないようにひとりでべらべら喋ろうとしたそうです。見かねて調停委員は父を黙らせて母の意見も聞いてくれたようです。しかし、すぐに父はまた大声で喋り始めるといった感じで進んだようです。

 

 離婚ともなれば、20年の婚姻期間における財産分与や慰謝料などの金額はそれなりになることは予想できました。父は謝罪の一言もなく、離婚は認めないと言い張ったそうです。何回か調停の場がありましたが、離婚については全然進展がなかったそうです。


 
 一方、弟が18歳になるまでの養育費については、当初、父は一切払わないと言い張ったそうですが、調停委員に親の義務ですと促されて、渋々月額2万円で決着したということでした。小生はこの話を聞いて耳を疑いましたが、人のいい母は2万円だけでももらえれば御の字というようなことを言っていました。

 

 その後、弟は修学旅行代金を電話で父にお願いしたのですが、断られてしまったとのことでした。何度か電話をしたそうですが、終いには電話に出て弟が相手とわかると、話をする前に電話をガチャンと切ってしまったそうです。月2万円の養育費も弟が18歳の誕生日を迎える数カ月前に打ち切られてしまったそうです。

 

 裁判所でお互いに合意して決めた内容なのに、無視する父に呆れるばかりでした。これを境に、父との接点が小生も弟も母も一切なくなりました。その後、父が裁判マニアに変貌していたなんて全く知る由もありませんでした。

 

母にとっては初めての裁判所でした。小生はまだ経験がありません。

 

 ところで、当時はマル優制度というのがありました。銀行預金がひとり300万円まで利息に税金がかからないという制度です。父は自分のマル優の300万円枠を使ってしまったようで、小生と弟名義で勝手に銀行口座を作って、それぞれ100万円を超えるような定期預金をしていました。

 

 通帳は隠していたのですが、小生はそのありかを見つけてしまいました。家出の時に、小生名義の通帳を持ち出していたらどういうことになっていたのか、考えることがありました。違法な脱税行為だったので、父はどういう言い訳をしてどういう行動を取るのだろうかと考えると笑ってしまいます。恐らく捕まっても、小生名義の銀行預金を取り戻すことを優先するような父でした。

 

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