ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.346 ストレス対処法 学生時代の就活の悩み1

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No.】 346

【ストレッサー】 学生時代の就活の悩み1

【内容】    就職面接で家族関係の質問があった時に、父のことを聞かれたらどのように答えたらいいのか悩んでしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  父は自営業していると本当のことを言い、交通が不便な場所なので母の実家から通学していることにする

【ストレッサー型】  モンモン未来不安型

 

【解説】大学の4年生になってから、「単位を落として卒業できずに留年する夢」を頻繁に見るようになり、うなされて目が覚めることもありました。原因としては、下記3点が考えられました。


試験問題をギャンブルのように予想していたので、肝心な卒業試験で予想を外すことは十分にありうると恐れていた。


❷アルバイトに精を出してしまい、大学の授業のさぼり癖がついてしまった。


就職活動に対する不安と、どのように進めたらいいのか全く見当がついていなかった。

 

 特に就活に関しては、5月か6月か忘れましたが、学部の4年生の就職希望者を対象に、教務課から1時間ちょっとの就活の説明会がありました。要約すると、いろいろな会社を訪問していかないと、就活は始まらないというようなことを言っていました。中身があまりなかったと思いました。

 

 就活指導はたったのそれ1回だけでした。名物教授の講義の中で、就活に触れることがありました。「とにかく会社を何社もまわることだよ!そのうちに何社か受かるもんだ!」と楽観的な発言をしていました。自由な大学でしたが、就活は学生の自主性に任せるということで、就活指導は何もしてくれませんでした。

 

 そんな大学において、頼みになるのは学生同士の情報交換でした。旧語学クラスのメンバーの中に、業界研究や企業研究をして詳しい人がおり、何かと頼りにしていました。

 

 たとえば、Aという会社は新入社員をふたり同じ部署に配属して競わせるとか、Bという会社は離職率が50%を超えているとか、固有名詞で教えてくれました。どういう訳か、ネガティブな情報ばかり覚えており、そういう会社を実際に避けている自分の姿がありました。

 

 ゼミのメンバーでも、お互いに就活の情報交換を活発にしていました。所属している学部生の約2割の人が、前年度に銀行に就職していました。噂になっておりましたが、銀行業界では、採用予定者の身辺調査をすると聞きました。小生は家族のことを調べられたらまずいと思ったので、銀行への応募を避けることにしました。これは大きなハンデを負ってしまったと思いました。

 

 さらに、面接試験で家族状況を聞かれることがあるので、父のことをどのように説明するかが大きな悩みの種となりました。(現在では面接試験で家族のことを聞くのは基本NGのようです)

 

 小生はあまり業界研究とか企業研究に時間が取れなかったのですが、漠然と、製造メーカーには、子どもの頃から憧れていたので興味がありました

 

 一方、面接試験のテクニックに関しては、ノウハウ本を1冊購入しました。あがり症だったので、想定問答があれば何とか暗記して、本番の時にはスラスラ答えられるように準備しておきました。

 

集団面接には驚きました。

 

 家族関連の質問があったら、どのように答えたらいいのかという問題は重くのしかかっていました。両親が離婚していれば、父と没交渉であっても問題はないと思いましたが、父が離婚を拒否したため、別居ということで問題を複雑化していました。

 

 母の弟である叔父が、人事関連の仕事をしていたので相談に乗ってくれました。結論としては、本当のこと(没交渉の状態は言わない方がいいということになりました。

 

 父は自営業でタンクのメンテナンスの仕事をしていると本当のことを言うことにしました。自分から父のことを開示することは極力避け、どうしても避けられない場合は、交通の不便な場所なので父とは別居して、駅の近くにある母の実家から大学に通学しているという答えを用意することにしました。普通の会社は、いちいち調査はしないから大丈夫だよということを叔父は言ってくれました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。