ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.325 ストレス対処法 初めての顔の手術

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No.】 325

【ストレッサー】 初めての顔の手術

【内容】    額の出来物を除去する手術を近所のクリニックで受けることにしたが、失言して手術を医師より拒否されてしまう

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  別の優秀な医師を紹介してくれて、しかも大きな公立の病院なので、結果としてそれでよかったのかなと思うようにする

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 今から12~3年前のことでした。額の中央に直径1センチくらいの大きさのおできができました。ちょうど蚊に刺された直後のようなふくらみでした。脂肪の固まりだと思われ、痛くも痒くもなく次第に消えるものと思っていました。手などに同様な脂肪の固まりは、子どもの頃から出たり消えたりしていたので、あまり気にしないでいました。

 

 ところが、今から10年くらい前には、直径が3センチを超えるような大きさになってしまいました。人と会話していても、相手の視線が小生の額に集まるのを感じて、何とかしないといけないなと感じました。

 

 そこで、皮膚科に行きましたが、3時間も待たされました。医師の診断は、「恐らく脂肪腫(脂肪の固まり)だろうから手術で取らないと治らない」と言われてしまいました。皮膚科では手術できないので、形成外科に行って手術した方がいいとのことでした。

 

 そして、近所に形成外科のクリニックがあり、診察を受けました。「恐らく十中八九は脂肪腫と思われますが、万一、違うモノだったら手術中止になることもあります。」と言われてしまいました。

 

 一旦は手術を受けることに決まったのですが、医師との質疑応答の中で、医師の気に障ることを言ってしまったようで、医師と患者がお互いに信頼関係を持たなければ手術はできないと断られてしまう展開になりました。その代わり、その地区で形成外科で一番腕のいい医師を紹介いただき、公立の病院宛の紹介状を発行してもらいました。

 

 早速、その病院に行って顔のCTスキャンを受けました。医師の診断では、脂肪腫ではなく何か硬いモノがあるようでした。手術で何とか取れるようなことを言ってくれました。

 

 当時、勤務していた会社は有給休暇が取りづらかったので、手術日の心配をしました。運よく1カ月後に夏休みが1週間あり、病院には夏休みがなく、夏休み初日に担当医師のスケジュールが空いていたので、手術の予約を取りました

 

 手術当日、初めての手術だったのですごく緊張していました。午後2時から手術だったのですが、1時間前には病院に到着していました。額ともう一か所(場所は忘却)に局部麻酔注射を打たれ、手術台に寝かされました。人差し指には酸素濃度計を着けられました。

 

 額をメスで切られ、電動のこぎりみたいな器具で何かを切っているように感じられました。そして、何かを引っ張っているような感覚が残りました。最後は糸で縫い合わせて15分くらいで手術は終了しました。出血はほとんどありませんでした。医師は白い固まりをガラスの容器に入れて見せてくれました。脂肪腫ではなく病理検査に回すということでした。

 

生まれて初めての手術で、ものすごく緊張しました。

 

 手術後1週間は顔を洗うことができず、真夏だったのでニオイが気になりました。抜糸をしてもらい、検査結果も良性で、病名は「海綿状血管腫」ということでした。古い血管の固まりで、頭蓋骨の中にできると厄介ですが、小生の場合は頭蓋骨の外にできていたのが幸いだったようでした。

 

 その後、2回ほど通院して完治しました。手術跡も見事に消えていました医師の技能水準の高さを身をもって知った感じがします。それから、10年経っていますが、その病院にはもうその執刀してくれた医師はおりません。また、小生の手術を拒否したクリニックもいつの間にかなくなっていました。時の流れを感じた次第です。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。