ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.326 ストレス対処法 高原でレタス刈り取り作業

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No.】 326

【ストレッサー】 高原でレタス刈り取り作業

【内容】    学生の頃、レタス刈り取りのアルバイトをしたが、日差しが強くてやけどを負って跡が未だに残って痛々しい

【分類】    E 身近な出来事

【効果】   ★★★

【対処法】  アルバイトは辛かったが、夜空がとても素敵だったことを思い出して、貴重な体験をしたと思うようにする

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 大学に入学してからは、母の実家に居候することになりました。少し肩身の狭い思いをしており、学費を稼ぐためにもアルバイトをすることを考えていました。奨学金を月々3万円程度の貸与を受けていましたが、生活費に消えていました。

 

 7月になると、2か月間の夏休みがありました。母の実家から離れて、住み込みでできるアルバイトを探していました。地方の標高が1300メートル近い高原で、レタス刈り取りのアルバイトがあり、往復の旅費も全額支給され、3食付きということなので、応募しました。旅行気分でアルバイトができるかもしれないと楽観的に考えていました

 

 大学の同級生たちに、夏休みにレタス刈り取りのアルバイトのことを話したところ、興味を持たれましたが、我が家の経済状況までは話していなかったので、変わり者と見られていたかもしれません。「アルバイト頑張ってね!」と社交辞令のような声をみんなからかけられました。

 

 夏休みの初日に移動して、午後に最寄り駅に着いて電話をしたら、農家の管理組合の人が車で迎えに来てくれました。その農家は駅から車で30分ぐらいの場所にありました。車窓からは、電波望遠鏡がたくさん建っている迫力に驚きました

 

 付近の高原は天体観測にはもってこいの場所なのだろうと思われました。夜には生まれて初めての天の川を見ることができました恐ろしいくらい星の数の多い夜空でした。さそり座のアンタレスという1等星が、不気味な赤い色で輝いていたのが印象的でした。

 

 農家の家族構成は、寡黙なご主人と4歳の娘、そして、口うるさい祖父母の4人でした。奥さんとは離婚したとのことでした。アルバイトは男性ふたりと女性がひとりで、いずれも関西方面出身で小生より年上の一般人でした。男性3人が同部屋となり、ふたりとも関西弁の気さくな人たちで、会話でいろいろと盛り上がりました

 

 農作業の方は、朝の8時から17時までで、正午から1時間の昼食休憩と、10時と15時にお茶タイムが10分ほどありました。中腰になってレタスを刈り取る作業は、相当身体にこたえる重労働でした。標高が高いため日差しが強くて、やけどするくらいに日焼けをしました。レタスの白い汁が服についてしまうと、洗濯では落ちずに捨てることになりました。

 

 さらに、ご主人は寡黙で口数が少なかったのですが、祖父母はとてもうるさい人たちで、今ではパワハラに問われるような言動をアルバイトの人たちに浴びせて指導していました。こんな調子だから、奥さんは逃げてしまったのかなと勝手な憶測をしていました。

 

巨大な電波望遠鏡が何十基も建っており、迫力がありました。

 

 3週間経って、日差しがあまりにも強すぎて、腕にやけどを負って水ぶくれになってしまいました。そのやけどの跡は今も残っています。もう身体もボロボロで、アルバイトを辞めることにしました。

 

 母の実家に戻って、夏休みがまだ2/3も残っており、どうしようか悩みましたが、次の住み込みのアルバイトはすぐに見つかりました

 

いつもお読みいただきありがとうございます。