ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.333 ストレス対処法 生まれて初めての労働災害

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No.】 333

【ストレッサー】 生まれて初めての労働災害

【内容】    アルバイトで、カゴ台車の外側を囲む金属棒が折れているのに気がつかず、金属棒が腕に刺さって出血をしてしまう

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  労働災害で想像を超える大騒ぎになってしまったが、責任は会社が50%自分が50%と割り切って自分を慰めるしかない

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】 2年生になっても、平日の1日は授業を入れない日を作り、週休3日制の学生生活を送っていました。出欠確認をする語学もあり、出欠確認のない講義にも真面目に出席しておりました。クラスメートとはいつも5、6人と昼食を始め、何かと情報交換を盛んにしておりました。

 

 アルバイトの方は、引き続き運送会社で週3日通っておりました。定休日が月曜日だったので、土曜日と日曜日に休みたい社員の補充になり、重宝がられました。アルバイトは小生も含めて3名おり、他のふたりは学生ではなく社会人でした。

 

 そのうちのひとりとは気が合い仲良くなりました。小生よりも年が1つ上で、身長が高くて体格がよかったので、家具専用の担当をしていました。取引先の百貨店では、大型家具がよく売れており、配送センターが1メートル80センチクラスの家具だらけになることがありました。

 

 家具の持ち方にはコツがあるそうで、その人はいろいろと教えてくれたのですが、小生は「金と力はなかりけり」と言って、家具を運ぶことはお断りしました。(笑)

 

 家具を運ぶのに、力があるとかないとかはあまり関係がないようです。小生は日本酒5本の破損事故のトラウマがあり、数万円もする家具破損の嫌な悪夢が頭の中に浮かんできました

 

 小生は普通の荷物を、地区ごとに分かれて落ちてくるラインに入って、荷物を取ってカゴ台車に積み込む作業をしていました。ところがある日、カゴ台車の外側を囲む金属棒が折れているのに気がつかず、金属棒が腕に刺さって出血をしてしまいました。

 

 近くにいた係長に報告したら、傷口をよく洗って事務所に来るように指示を受けました。係長は既に病院に連絡をして予約を取ってくれており、社用車に乗せてくれて病院まで同行してくれました。労働災害のケガは健康保険が使えないことを初めて知りました。

 

 病院では、傷口の消毒と破傷風の予防接種をしてくれました。破傷風を疾患すると、最悪は死亡することがある怖い病気です。左腕は三角巾をつけられました。ちょっと大袈裟な感じはしましたが、係長が治療費を2万円も支払っていたのには驚きました。その後、会社に戻ってそのまま帰宅することになりました。

 

 翌日には三角巾も取れて、普通に出勤できて仕事ができました。ところが、労働災害」ということで、会社で大騒ぎになったらしく、小生の想像をはるかに超えた事態になってしまったようでした。朝礼で課長が、作業には十分気をつけて行うようにと発言があり、小生のケガが原因だと気がつきました。

 

三角巾は少し大袈裟かなと思いました。

 

 就職後はずっと事務系の仕事をしてきたために、労働災害」とは全く無縁でした。もしかしたら、7年前の勤務時間中に起こった事件で、小生が不眠症になったのも、労働災害の可能性があったかもしれませんが、証明のしようもなく時効になってしまったようです。

 

 唯一の「労働災害」が、学生時代のアルバイト中に起こったことを思い出して書いてみました。ケガの跡は10年くらいは、ひっかき傷として左ひじ近くに10センチくらい残っておりましたが、今は消えてしまったようです。

 

 「労働災害」が起こると、会社は大騒ぎするということを実感した次第です。きっと、会社として再発防止策をしっかりと施す義務があるのだと思いました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。