【No.】 340
【ストレッサー】 4年間で170万円の借金
【内容】 大学の学費は自分で稼ぐしかなく、奨学金を借りていたので、卒業時に総額170万円の借金を抱え込んでしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 アルバイトをして貯金することで、卒業するまでにできるだけ実質の借金額を減らすことを努める
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 2年生の定期試験の結果は、予想した問題がほぼ的中し、1年生の成績と合算すると、「優」の数が8割を超えておりました。1年生の時に苦手な英会話が「可」を食らった以外は、まずまずの出来だったのかなと思いました。
大学の試験と成績はいい加減で適当だし、先生によって評価が全然違うし不公平だと気づきました。そうは言っても、できるだけいい成績を取っておきたいという気持ちもありました。
何事も戦略と戦術が重要と思いました。小生の場合、大学の論文式定期試験の戦略と戦術は下記の内容でした。(現在、通用するかどうかはわかりません)
【戦略】過去の試験問題を分析し、1科目につき3つの問題に絞って模範解答を作成する。
【戦術】❶3冊の参考書(模範回答集)から論文を1200字から1500字程度で作成する。
❷3冊とも共通して書かれていることは必ず書き、いいとこ取りをする。
❸起承転結の構成を心がけ、「転」は自分の独自性を出すように工夫してみる。
❹自分の言葉で書くことを心がける。
❺他の人とは模範解答の内容を共有しない。
3年生の時の科目登録はすべて専門科目でした。クジ運があまりよくなく、2科目で新人の先生の科目を取らざるを得ませんでした。他の科目では、定期試験問題集に掲載されている先生方だったので、試験問題の予想は容易にできました。しかし、新人の先生の2科目が試験問題の予測が全く不可能で、暗い影を落としていました。
ところで、小生は今風に言うと親ガチャで、大学の授業料を払ってくれる人に恵まれず、自分で稼いで学費を払っていくしかありませんでした。奨学金を2か所から借りており、4年間で約170万円になる見込みでした。
そのままだと、社会人になると同時に170万円の借金を背負うことになるので、できるだけアルバイトをして貯金をし、事実上の借金額を減らしたいと考えておりました。3年生スタート時には20万円ほどの貯金ができたところでした。
バイト先の運送会社には、前年の4月から大卒の新入社員がふたり入社して、仲良くしていました。家具担当のアルバイトの人と小生の4人でプライベートの時間にいろいろな所に行動を共にすることがありました。
貯金の方も順調に増えていったのですが、借金のことを忘れて散財してしまいました。その最たるものが、バイト先の仲良し4人組で、9月にハワイ旅行に行ってしまいました。パッケージツアーの4泊6日でしたが、ひとりあたり15万円の旅費がかかりました。
パスポート取得や交通費や食事などは別途かかり、サムソナイトのスーツケースなども含めて総額で30万円はかかったような記憶があります。学友といっしょならば、卒業旅行と言えるのですが、小生にとって、気持ちの上では卒業旅行だったのかもしれません。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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