ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.370 ストレス対処法 残業をした証拠がない

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No.】 370

【ストレッサー】 残業をした証拠がない

【内容】    残業代と休日出勤手当を請求しようとしても証拠がなく、労働基準監督署や裁判所に訴えようがないことに気づく

【分類】    D 仕事

【効果】   ★

【対処法】  出勤簿の日付に印鑑を押す仕組みのため、残業時間の記録を一切残さないシステムにしてやられたと諦めるしかない

【ストレッサー型】 5 ヘトヘト疲労困憊型

 

【解説】5月の給料が出て、自動車学校の支払とゴルフセットのローンの支払が終了して安堵感を得ました。未公認の通っていた自動車学校が倒産したという話を聞き、免許取得前だったらどうなっていたのだろうと考えてしまいました。きっと、2倍の料金を払わされていたらと思うとゾッとしました。

 

 そこから、ボーナスの支給日までは待ち遠しく、約2週間の時の流れがやけに遅く感じました労働基準監督署に行ったことは伏せておりましたが、何とか利用できるのではという思いも浮上してきました。

 

 そして、ボーナスが無事に支給されたことを確認した数日後に行動に出ました。直属の上司である課長に、退職したい旨をこっそり伝えて退職願を提示しました。その後、個室に入って、いろいろと話をしましたが、その場では結論が出ずに退職願を預かるという形になりました

 

 そのまた数日後に、今度は部長と課長が同席をして面談があり、引き留められてしまいました。もう残る意思はないことを伝えたのですが、認めてもらえませんでした。退職については譲る気が全くなかったので、しばらく膠着状態が続きました。小生が入社以来、女性社員がふたり退職していましたが、男性では初めてとなり、本社に報告しづらそうでした。

 

 そして、小生の教育係の副主任にいろいろと相談する機会がありました。小生の退職願の件は、課長から既に聞いており知っていました。労働基準監督署に相談したことを明かしたら、いろいろと興味を持って話を聞いてくれました。次の相談はいつにするかは、まだ考えてないけど、退職ができないようだったら、また相談しにいくようなことを言っておりました。

 

 お喋りな副主任のことだから、この内容が課長の耳に入り、支店の上層部にも伝わったのだと思います。小生の退職が8月15日付で決まりました。虎の威(労働基準監督署)を借りる戦術がうまくいき、小生のことを腫物を触るような感じでした。退職日までは残業をせずに、定時で帰ることに対しては、誰ももう文句は言いませんでした。最後は有給休暇を全部消化して退職ができました。

 

退職願を出してもすぐには辞められませんでした。

 

 かと言って、小生が月200時間の残業をしていたという証拠がありませんでした。出勤簿に印鑑を押す管理で、タイムカードの打刻制度がなかったのです。これはいざという時のために、会社の方で出勤状態を証拠に残さないようにしていたと思われます。その結果、具体的に労働基準監督署を動かすのは困難で、残業手当と休日出勤手当は泣き寝入りになりました。(つづく)

 

いつもお読みいただきありがとうございます。