No.３３２　ストレス対処法　バイトで日本酒５本破損

【No.】　３３２

【ストレッサー】　バイトで日本酒５本破損

【内容】 自分のミスによって日本酒を５本も破損してしまい、弁償するとなると、バイト代がすっ飛んでしまうので落ち込む

【分類】 D　仕事

【効果】 ★★★★

【対処法】 所属課長に丁重に謝罪したところ、商品に保険をかけているので弁償する必要はないと言われてお咎めなしになる

【ストレッサー型】３　クヨクヨ過去悔恨型

【解説】　大学１年生から２年生になる間の春休みのアルバイトを考えていました。年末に同級生と配送センターのアルバイトをしましたが、そういう仕事が自分に合っているのかなと感じていました。

　母がパートで高級チョコレート会社の倉庫係の仕事をしていましたが、同じ敷地内に運送会社の配送センターがあるということで、そこでアルバイトをすることにしました。

　母の実家から電車を使って途中で乗換がありましたが、接続がよければドアツードアで３０分程度で通勤できました。その後、約３年間はほとんどのアルバイトをそこですることになりました。交通費は出ませんでしたが、昼食代の食券がもらえるのは助かりました。

　当時は、そこの配送センターには最新型の産業ロボットが導入されていました。デパートやスーパーマーケットから預かった荷物をベルトコンベアーで指令室まで上げて、そこでオペレーターが地名を言うと、仕分けされて下に２０レーンぐらいあるエリアに荷物が自動的に落ちてくるシステムでした。

　下には１０人程度の人が待機しており、荷物が落ちてローラーで転がって手元に届くと、キャスターつきのカゴ台車に積んでいく作業をしました。

　カゴ台車の積み方として、できるだけ重い荷物を下に置き、軽くて壊れやすい荷物を上に乗せるような工夫をしていました。カゴ台車がいっぱいになったらフタをして指定された場所に置き、空のカゴ台車に同様に入れていく作業の連続でした。

　箱に入った日本酒は、横に入れると破損してしまうので、一番下に縦置きでカゴ台車に置くようにしていました。カゴ台車がある程度いっぱいになっていたので、日本酒一升瓶５本をカゴ台車の脇に置いて新しいカゴ台車と交換したタイミングで一番下に置こうと考えていました。

　ところが、脇に置いてあった日本酒５本を忘れてしまい、満杯のカゴ台車にぶつけてしまい「パコン！」と大きな音を立てて瓶が割れて、あたりはお酒浸しになってしまいました。周囲にいた人たちも慌てて小生の周りに集まってくれました。

　ある人は割れてしまった５本分の瓶を捨てるゴミ箱を持ってきてくれました。また、ある人はお酒を吸い取るモップをいくつか持ってきてくれました。何とかみんなの協力を得て後片付けができました。

　日本酒５本分の弁償を考えたら、１日のアルバイト代がすっ飛んでしまうと考えると落ち込んでしまいました。休憩時間に課長に破損の件で丁寧にお詫びをして、いくら弁償するか金額を聞きました。

　すると、課長は「商品には保険をかけているから心配しなくていいよ。」という返事でした。故意ではなく過失であったので、始末書を書くこともなくお咎めなしですみました。その頃は若かったので、うぶで素直な小生がいたようです。

（ちなみに、年末に同級生といっしょにバイトした先の配送センターでは、商品を破損しても金銭的な補償はなく、お客さんに謝罪文を書いて送付するという信じられないような対応でした。「内容物」が破損しても補償しないと明文化されており、お客さんがお金を別途支払う（書留料金）と、補償つきのサービスはありました。）

　２年生になってから、専門科目と一般教養科目の登録がありました。下記３点を心がけておりました。

❶定期試験の過去問題集に載っている先生を選択する

👉試験問題の予想が簡単にできるクセのない先生

❷評判のいい先生の講義を選択する

👉「優」を乱発する先生とか、試験の時に教科書や参考書などの持ち込みが可能な先生とか、試験前に試験問題を教えてくれる先生、答案用紙に何かしら書けば単位をもらえるという噂の先生など。

❸一般教養科目は興味のある科目を選択する

👉基本は選択形式だったので、好きな科目順に順位をつけたリストを作っておく

　選択はくじ引きで行われたので、人気のある先生の科目はすぐに満員になってしまいました。一般教養科目はくじ引きの順番がよかったので、希望する科目がすべて選択できました。ところが、専門科目はくじ引きの順番が悪くて、第一希望の先生の講義がほとんど取れませんでした。暗雲の立ち込める２年目のスタートとなりました。

いつもお読みいただきありがとうございます。