【No.】 350
【ストレッサー】 運送会社とのお別れ
【内容】 3年間アルバイトでお世話になった会社とお別れとなると、いろいろな思い出が蘇ってきて辛くなってしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 青春時代の楽しかった思い出の一コマとして、いつまでも大切に自分の胸の中にしまっておく
【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型
【解説】アルバイト先の運送会社でも、かなりの知名度がある製造メーカーに就職が決まったので、「いいところに入れるね」とみんなで喜んでくれました。即日、社員有志数名で近所の立ち飲み酒屋で、お祝いの会をしていただきました。その後、社員の奥さんがママのスナックで二次会をしていただきました。
アルバイトは11月から再開しました。そして、ひょんなことから彼女ができました。彼女を作ろうとしたのではなく、彼女ができちゃったというような感覚でした。就職が決まったら、今度は別のことで忙しくなってしまいました。
お歳暮の時期になると、例によっておおぜいのアルバイトが入ってきて、小生が教育係になりました。そして、お歳暮の時期が過ぎると、アルバイトが次々と辞めていき、寂しくなっていくことの繰り返しでした。小生も12月いっぱいでアルバイトを卒業することにしました。
大学1年生の春休みから、この運送会社でアルバイトをしましたが、約3年間お世話になりました。いざ去るとなると、いろいろな思い出が走馬灯のように蘇って、別れるのが辛い気持ちになりました。一度課長と仲違いして辞めた後、同じ会社の別の部署でアルバイトしていたら、課長から呼び戻され「出戻り」の経験もしました。
社員たちとも仲良くなり、いっしょに長野県にスキーに行ったり、社員旅行のお誘いを受けて大型バス貸切で千葉県にも行きました。さらに、社員ふたりと家具担当のアルバイトと小生の4人でハワイとグアムにも行きました。
最終日に、いっしょに海外旅行に行った社員ふたりと挨拶をしましたが、運命のいたずらで、奇しくもそれが最後になってしまいました。大学卒業後、再度、運送会社に挨拶に訪れた時は、二人とも親会社に転勤になっており、もう二度と会うことができませんでした。
その年の4月に、父の実家の近所に住んでいる幼なじみが、その運送会社に新入社員として就職したという話を聞き、二度と訪れることはありませんでした。しかし、その運送会社にアルバイトとして勤めていた3年間は、青春時代の楽しい思い出の一コマとして、今でも大切に小生の胸の中にしまっています。
家具担当のアルバイトの人は、その後、運送会社を辞めて、別の会社に就職をして定職に就きました。彼とはその後も連絡を取り合い、数年後にふたりでシンガポールに旅行に行きました。まさか、旅先で彼が前代未聞の詐欺事件に巻き込まれるとは、その時は知る由もありませんでした。
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