ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.368 ストレス対処法 一筋縄ではいかない退職

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No.】 368

【ストレッサー】 一筋縄ではいかない退職

【内容】    借金返済以外にも、当面の生活費とアパートを借りる資金が必要と知り、多額のお金が必要だと気がつく

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★★

【対処法】  退職までの半年間は無駄遣いはやめて、できるだけ貯金を心がけるようにしようと思う

【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型

 

【解説】年末年始休暇の1週間は、母の実家で過ごしました。栗毛の元野良犬は天寿を全うして、縁の下の犬小屋の出入り口はフタで塞いでありました。母と祖母に会社の実情を話しましたが、話を聞くだけでこれと言ったアドバイスはなく、小生の愚痴を聞いてくれました

 

 退職したい旨伝えましたが、借金返済と当面の生活費も稼がなければならないことを認識しました。それと、家財道具がかなりの量になっているので、実家には入りきれずにアパートを借りる資金も稼がなければならないということに気がつきました。半年以上先の話になるので、それまではできるだけお金を貯めることを心がけようと思いました。

 

 休暇の最終日に、彼女もまた一緒に新幹線に乗って、10日間ほどアパートで過ごすことになりました。冬になって寒くなっていたので、石油ストーブとこたつを買っていました。アパートから自転車で5分くらいのガソリンスタンドで、ポリタンクを自転車の荷台に縛って灯油18リットルを買っておりました。

 

 石油ストーブをつけないと、アパートの室内が10℃を切ることがあったので、彼女にはずっとつけているように話しましたが、遠慮してあまり石油ストーブを使わなかったみたいで、気の毒なことをしてしまいました。

 

 寒い中、ひとりで留守番はしんどかったと思いますし、深夜11時過ぎに帰宅するので、小生との会話は1日2時間程度でした。彼女の友人たちとの電話は、公衆電話からしたのか、自宅の電話からは長距離電話の過大な請求はありませんでした

 

 彼女には半年後には会社を辞める旨を伝えておいたので、彼女がアパートに来ることは以降ありませんでした。彼女とはまだ籍を入れてはいませんでしたが、小生にとっては家族同然でした。「従業員やその家族に犠牲を強いる会社は何なのだろうかな?と思いました。

 

 3月は会社の決算でしたが、支店としては予算目標が未達成というのが確定的でした。夜11時まで残業していたのは、予算が達成できなかった時の口実になっていたようでした。(夜11時まで全員が必死に働いたが、それでも予算達成ができなかったという意味)

 

 4月から支店長が他の支店に左遷されて、新しい支店長が着任しました。会社全体の予算目標が未達ということで、社長が責任を取って辞任しました。上の役職の人たちも、安心して働けない大変な会社だと見せつけられました。社員を幸せにできない会社が作った商品を、お客さんが買って幸せになれるのだろうかという素朴な疑問が出てきました。

 

奨学金の返済も重くのしかかっておりました。

 

 4月からは小生も営業担当として単独で予算を持たされることになりました。全国チェーンのスーパーマーケットと百貨店の営業担当になりました。その予算は前年比110%という厳しい内容でした。その時の小生の心の中では、借金がすべて返済できる5月の給料日までは、一生懸命に働こうという気持ちしかありませんでした。(つづく)

 

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