ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.389 ストレス対処法 突然の悲しい訃報の連絡

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No.】 389

【ストレッサー】 突然の悲しい訃報の連絡

【内容】    気さくで優しい隣の課の課長が自転車で帰宅中、交通事故で亡くなり、悲しみにくれてしまう

【分類】    D 仕事

【効果】   ★★

【対処法】  生前の課長の優しい素敵な笑顔は、自分の心の中に永遠にしまっておこうと思う

【ストレッサー型】 3 クヨクヨ過去悔恨型

 

【解説】量販店の本社は、店舗の隣の駅の自社ビルにありました仕入部の他に、役員室、総務人事部、経理部、法人営業部、倉庫課がありました。本社には社員が30人ぐらい勤務しておりました。

 

 法人営業部とは、法人を訪問して商品を販売する部署でした。仕入値の問い合わせがあり、いろいろな担当者と関わりがありました。決まると数がたくさん売れるので、原価割れにならない範囲で販売価格を決めていたようでした。

 

 個人客とは違い、仕入部が法人営業部の販売価格には口出しはしませんでした。中には卸売業者に販売することもありました。その卸売業者は、ほとんどが個人客に販売することになっていたので、利益を5%程度しか取らないこともありました。

 

 倉庫課は、お客さんが持ち帰りできない大物商品の倉庫管理をしておりました。お客さんに届けるだけの商品は、そのまま運送会社に配達を委託し、設置工事が必要な場合は、専門の業者に商品を渡しておりました。

 

 年に2回、中間期の9月末と決算期の3月末に棚卸がありました。店舗の方は閉店後の棚卸となるので、徹夜で行っておりましたが、本社倉庫は、当日の午前中で出荷を原則止めてしまうので、午後から棚卸が始まりました。本社の他の部署からも棚卸の応援をしました。残業が2時間ぐらいで済み、徹夜になることはありませんでした。

 

自転車に追突されてしまったみたいでした。

 

 そんな中で、小生は本社勤務の人たちと良い人間関係を築くことができました。ところが、悲しい出来事が起こってしまいました。倉庫課の課長が帰宅時に、自転車に乗っていたところ自動車に追突されて亡くなってしまいました。

 

 その課長の親戚の方から電話が入り、小生がその電話を取りました。最初は耳を疑いましたが、上司の課長が目の前におり、倉庫課課長が亡くなったことを報告したら、驚きの表情で電話を替わっていただきました

 

 その後、会社では大騒ぎになりました。倉庫課課長は独身でひとり暮らしだったため、会社として親戚の方と連絡を取りながら、葬儀の手配等をしておりました。葬式の当日は、会社が年中無休のため、小生は参列したかったのですが、女性事務員ふたりとともに留守番を務めました。

 

 倉庫課課長は優しくて気さくな方で、新前の小生にいろいろと声をかけていただいた人だったので、とても残念でなりませんでした。今でもふと、倉庫課課長の笑顔を思い出すことがあり、落ち込んでいる時には元気をもらうことがあります

 

 葬儀が終わって、上司の課長が漏らしておりました。倉庫課課長は、交通費の申請でバス通勤を申請していたそうで、自転車の帰宅だと通勤災害にならないかもしれないと心配していました。

 

 実を言うと、小生も最寄駅からバス通勤の申請をしていましたが、最寄り駅から徒歩25分で、途中に母の実家があったので、バスを利用せずに徒歩で帰ることが多かったのです。小生も帰宅時に事故があった場合は、通勤災害とはならずに労災でお金がもらえないかもしれないなと思いました。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。