【No.】 465
【ストレッサー】 部長留守番のタイ海外出張
【内容】 当初は購買部長といっしょにタイ出張を予定していたが、管理部長より購買部長同行をストップされてしまう
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 部長の替わりに部下のローカル男性社員を連れていくことにして、部長には留守番をお願いする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】タイへの2泊3日の海外出張は、当初は購買部長同行で計画を立てておりました。ところが、管理部長から仕事のわからない人に余計な経費をかけても意味がないようなことを言われ、小生の部下の男性ローカル社員と、品質管理課課長と部下のローカル社員の合計4人で行くことになりました。
あるローカル社員から聞いた話では、小生の着任前に部長が海外出張で、宿泊先のホテルの部屋にドリアンを持ち込んで食べてしまい、ホテルからクレームが入ったとのことで、部長は海外出張が禁止されてしまったのだということでした。(笑)
タイへの出張では、初日にチェンマイの仕入先工場見学、2日目にはアユタヤ地方にある仕入先工場見学をし、最終日の午前中は首都バンコクの市内観光をして、午後の便で帰国することを考えておりました。
実を言うと、チェンマイの仕入先工場見学は、日本で働いていた時に行ったことがあり、2度目の訪問になりました。宿泊先はバンコクのホテルになりましたが、そちらのカンパニーレートの特別価格でしたが、それでもひとりあたり日本円で1泊3万円もするホテルでした。
その時も出張者4人で2泊分の予約をしましたが、ひとりあたり日本円で3万円というのは変わりませんでした。周辺国と比べても宿泊料金が高いとは思いましたが、訪問先の紹介ということもあり、あまり安いホテルだと治安に心配があると言われました。
初日は午前中に首都バンコクの空港まで飛んで、国内線に乗り換えてタイ第2の都市と言われているチェンマイに飛びました。高地にあるのでバンコクと比べて涼しく感じました。
日本からそちらのメーカーの部長がやってきて、出迎えていただきました。車で工場に行き、クリスタルデバイスを生産している工場を見学をして、品質管理課は工場監査をしました。その後、トンボ返りでバンコクに戻って夕食を共にしました。
結構地元では有名なお店に連れていかれて、世界三大スープのひとつとされているトムヤムクンというエビの入った辛口スープ料理を堪能しました。タイ人女性の民族舞踊みたいなショーを見学しながらの料理を楽しみました。
2日目はアユタヤ地方にある部品メーカーを訪ねました。やはり、日本から担当課長が出張で来てくれて車でホテルまで迎えに来てくれました。当時は朝のバンコクの交通渋滞がひどく、車で3時間ぐらいかかりました。
その部品メーカーからはFANモーターとスピーカーを購入していました。工場がとても巨大で、建物の端から端まで1キロメートル以上あり、非常に驚きました。当社では購入していない部品もたくさんあり、品質管理課長も目を輝かせながら工場を見ておりました。
バンコクまでの帰路は車で2時間以上かかりました。前日とは違うお店で、やはりトムヤムクンを中心としたタイ料理に舌鼓を打って味わいました。食事の後は繁華街のパッポン通りを歩きながら、日本人向けのカラオケスナックでカラオケを楽しみました。
最終日の午前中は、前日訪問先の課長がバンコク市内の観光案内をしてくれました。仏教の国でお坊さんの姿が目立ちました。寺院や歴史的建造物がたくさん目立っていました。実際に観光した場所は忘れてしまいましたが、「水の都」と言われているだけあって、東京と比べて川や運河での水上交通が発達しているという印象を持ちました。
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