【No.】 545
【ストレッサー】 悲しい事件発生で体調不良
【内容】 よく知っている場所で悲しい事件が起こり、妻が偶然その現場の近くにおり、妻が犠牲になったかもと考えてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 臨床心理士との面談で、「妻が無事でよかった」とポジティブに考えることに気がつき、思考の修正をしてみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】平日には、仕事が終わって帰宅したらすぐに夕食を取ります。その方が、就寝までの時間を有効に使うことができるからです。ブログの投稿準備は、概ね7時くらいから開始します。
会社の勤務時間前の20分程度の時間に、通勤時間に思いついたことを、次から次へと吐き出すように、A4レポート用紙に1000文字程度に手書きで原稿を書いています。その原稿を見ながら、Wordにタイプ打ちをして原稿を完成しています。
2週間ぐらい前までは、早い時は8時前には原稿が完成して、いらすとやで挿絵を選んで、はてなブログのサイトにコピペをして予約投稿を終えていました。いろいろと原稿に修正を加えたり、あるいは、追加の記事を書いたりしても、9時前には完了しておりました。
ところが、先週の月曜日から、無事に予約投稿を終えるまでに2時間半もかかってしまっております。気がつくと、午後10時直前になっていることもありました。明らかに、体調の異変を感じておりました。
体調不良の原因になったのは、よく知っている商店街で起こった通り魔事件でした。賑やかな商店街から続く、人通りのほとんどない道路上で女性が亡くなりました。偶然、その事件の起こった時間帯に、妻がその事件現場近辺を、買い物で歩いていたことがわかりました。もしかしたら、妻が犠牲になっていたかもと考えたら、急に気分が落ち込んでしまいました。
実際に事件のことを知ったのは、翌月曜日朝のニュース番組でしたが、その時は嫌な事件が起こったと思っておりました。夜には、被害者が50代の女性とわかり、容疑者の氏名も公表されておりました。
NHKの報道では、容疑者の顔が一切出なかったのですが、報道ステーションで初めて容疑者の映像を見て驚きました。驚いた理由は書くことはできませんが、NHKが容疑者の顔を出さなかった理由がわかったような気がします。
その日の夜から、小生の睡眠不足が始まりました。翌日の火曜日の夜は4時間ぐらいしか眠れませんでした。水曜日には心配していただいた上司のはからいで、急遽、臨床心理士面談を設定していただきました。
臨床心理士面談では、小生が「妻が犠牲になっていたかもしれない」という思考に囚われて調子を崩していたことに気がつき、「妻が無事でよかった」とポジティブに考えることに修正しました。その結果、睡眠時間の方は改善されました。
とは言っても、大きな事件の影響で気分がすぐれない状況が続いているようです。こういう事件は、誰もが被害者になりうるので、とても不安な気持ちになります。特に、「女性の夜道の一人歩きは危険」と子どもの頃から聞いておりましたが、日本はそういう国であることは、現在も変わっていないということを実感しました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
被害に遭われた方の安らかな眠りにつかれますよう、お祈りをするとともに、ご遺族の方には、謹んでお悔やみ申し上げます。
|