【No.】 65
【ストレッサー】 悲しみのスーパー閉店
【内容】 近所のスーパーマーケットが閉店してしまい、店舗跡の前を通ると無性に悲しくなってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★
【対処法】 スーパーが引っ越したんだと思い、系列他店に行き買物をする
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】 40年以上営業していたスーパーマーケットの閉店が決まったのは衝撃的な出来事でした。売り場が縮小していたのは気づいていましたが、東日本大震災によって店舗の周囲が壊れている衝撃的なシーンを見ていたので、次に同様な地震があったら。もうもたないだろうなという心配はありました。
最寄りの駅と自宅との間に位置していて、会社帰りには必ず店舗の中の通路を横切って帰宅するのがルーティンになっていました。1998年から現在地に引っ越してきましたが、その大型スーパーが近所にあるのが大きな魅力になっていました。
このスーパーで日常生活に必要なものがほとんど買えたということと、このスーパーとのつき合いは実に20年以上でとても愛着がありました。お気に入りの店が閉店というのは、どなたでも経験はあるかと思いますが、小生にとってこのスーパーの閉店は人生の中で一番悲しい出来事の中の一つになってしまいました。
そして、スーパー閉店最終日の1時間前に買物に行きましたが、食料品売場が1時間は待ちそうなすごい行列ができていたので、最後の買物ができなかったという無念さもあります。最後の買物をさせてもらえず、「今後、どこで買物をすればいいのだろう?」 小生にとっては、体の一部のような大切なものを失ってしまった気がしました。閉店後の店舗跡の姿を見ると無性に涙が出そうになります。
現在は、何とか気を取り直して、そのスーパーの系列店や地域の商店街、あるいは、ディスカウントストアーなどで放浪買物人生をそれなりに楽しんでいます。
自動思考記録表(コラム表) - 記入用 -
悲しみのスーパー閉店
① 状況 (いつのことか?どこにいたか?誰と一緒にいたか?何をしていたか?)
近所のスーパーマーケットが閉店してしまい、店舗跡の前を通ると無性に悲しくなってしまう
② 気分(%)(気分を一言で)
落胆(100%) 悲しい(90%)
③ 自動思考 (その時に頭に浮かんでいたことはなんですか?その時に頭に浮かんでいたイメージや記憶はありましたか?)
自宅から徒歩圏のところにある便利なスーパーだったが、今後、どこで買物をすればいいのだろう?
大切なものを失ってしまった
④ 根拠 (事実を確かめて客観的に考える「そう考える理由(証拠)は?自動思考を裏づける根拠となる事実を書く(相手の心を読むような勝手な思い込みや事実の解釈は避ける)
このスーパーで日常生活に必要なものがほとんど買えた
このスーパーとのつき合いは20年以上で愛着がある
⑤ 反証 (自動思考とは矛盾する事実を書き出してください)
このスーパーがなくなっても、同様のスーパーはたくさんある
電車やバスを使えば、系列のスーパーは何か所かある
⑥ 適応思考 (根拠と反証を “しかし” でつないでみましょう 最悪のシナリオ/最良のシナリオは?)
少し不便になるが、同系列の店が隣の駅にあるので、そこに引っ越したんだと思うようにする
⑦ 今の気分(%)
落胆(100%→70%) 悲しい(90%→70%)
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