ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.212 ストレス対処法 質問とはズレた答えを言う

当ブログは広告を利用しています

No.】 212

【ストレッサー】 質問とはズレた答えを言う

【内容】    質問者の意図とは違う答えやズレた答えをする人が少なからずおり、自分もズレた答えをすることがあり悩んでいる

【分類】    B 人間関係

【効果】   ★★★★

【対処法】  相手の話を最後まできちんと聞き、わからない用語はその場で確認して理解し、場合によっては質問の意図を再確認する

【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型

 

【解説】 仕事でもプライベートでも、質問者の意図とはズレた答えをする人が少なからずいます。そういう小生も5年くらい前に上司から指摘されたことがあります。どのような理由で違う答えやズレた答えを言ってしまうのか、理由と対処法を考えてみました。

 

 そもそも人の話をきちんと聞いて理解して答えるという行為は、かなり大変なことをしているのかもしれません。ふだんはきちんとこなしているようなことでも、睡眠不足疲労が溜まっているような時は、思考の処理能力が低下して「質問の答えになっていないよ」とか、「何かズレた回答をしているよ」とか言われることがありました。


答えがズレた理由と対処法

 

相手の話を聞いていない


相手が話している時に、違うことを考えていて、よく内容を聞いていません。その結果、聞かれたことと関係ないことを言ったり、無駄なことを言ったりしています。


対処法👉聞き逃しているのならば、もう一度、質問を言ってもらいます


相手の使う専門用語や難しい言葉に囚われてしまう


聞いたことのない言葉を聞くと、「今の言葉はどういう意味だろう」と考えて脳がフリーズしている間に、相手の話が進行して聞き逃してしまいます。


対処法👉わからない言葉が出たら、恥かしいかもしれませんが、その場で言葉の意味を質問します。その言葉の意味を勝手に解釈して的を射ない回答をした方が恥かしいです。


論点をズラしてはぐらかそうとする


都合の悪いことや答えたくない質問に質問者を惑わせて、質問そのものを忘れさせてしまおうとしたり、あまり関係ないことを持ち出してごまかそうとします。


対処法👉失敗したことを知られたくないとか、自分の欠点を知られてしまうというような場面でやってしまいます。たいていは、相手から「今その話をしていないよね」と言われるので、極力、この手は避けるようにします。


質問を質問で返す


人によっては、質問を質問で返すと不愉快な気分になる人もいます。相手の質問の意図を再確認する質問は、人の話をよく聞いていないと言われた小生はよく使います。


対処法👉誤解を招かないように「再確認のために質問しますが、...」と枕詞をつけた方がいいかもしれません。


自分の都合で勝手に解釈して答える


相手の質問をそのままだと答えにくいので、自分の都合で話を勝手に解釈して答えています。たとえば、「明日締め切りの報告書の進捗状況はどんな感じですか?」という質問に対して、「最近睡眠不足で、ご心配かけて申し訳ありません」という答えを返したりします。きっと、「全然できていません」と言いたくないのでしょう。


対処法👉自己中心的な人と見られると損をすると思うようにします。見切り発車で回答しがちなので、自分のことを話したいという気持ちを抑えて、相手の言っていることを最後までしっかり聞くように心がけます。

 

今までに1度だけ警察官が自宅に来て質問がありました。世間を騒がせた迷宮入りの事件の質問でした。もちろんシロですよ!!

 

 質問に対して、変な回答が返ってきた時に、どういう発想をしたらそういう回答が出るのかを考えると、解決策が見えてくることがあります。質問をする方にも質問の仕方に問題のある場合があります。

 

 たとえば、一度に複数の要素が含まれる質問には、相手にマルチタスクを要求しているような状況になっていることがあります。マルチタスクが苦手な人もいますので、質問の要素を分解して、何回かに分けて簡潔に質問をした方がお互いにわかりやすいこともあります。

 

質問「昨日の午後3時にどこで誰と何をしていましたか?」 答え「............]

 

👉質問❶「昨日の午後3時にどこにいましたか?」 答え「A社にいました」
👉質問❷「A社で誰と何をしていましたか?」 答え「〇〇さんと商談していました。」  

 

※この問題は奥が深そうで、まだまだ他にも理由がたくさんありそうです。今後も追跡研究したいと思った次第です。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。