【No.】 260
【ストレッサー】 就職試験不合格による落胆
【内容】 合格したと思っていた就職試験が落ちてしまい、期待や希望が大きくなった分落胆もそれだけ大きくなってしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 落胆は24時間以内に消失すると信じ、そのまま忘れるか、再チャレンジのために発奮するか、何か新しい希望を見つけてみる
【ストレッサー型】 2 オドオド自信喪失型
【解説】 今から5年ぐらい前に、とある官庁関係の公務職に就職の応募をしたことがありました。面接試験で、面接官3人を相手にうまく受け答えができており、時間も55分間といい感じで進行しました。ただ、運転免許を持っていることで警戒はされました。どうやら、過去に交通違反があったらNGのようなことを言われました。小生は交通違反は全くなかったので問題ないと考えていました。面接試験はうまくいったのかなと感じていました。
合否の発表は、面接後14日以内ということで、同時に受験した知人は、7日後に不合格の手紙が届いたことを聞きました。小生はちょうど14日目に書留の手紙が届いたので、合格通知だと思ったのです。ところが、封を開けたら不合格でした。その時、落胆してガッカリしてしまいした。落胆とは期待が外れたときに起こるものです。期待や希望が大きくなると、落胆もそれだけ大きくなります。
落胆している時の対処法
❶苦しい感情に襲われても24時間以内で消失すると信じる
落胆は時間が経てば薄れていくもので、やがて消失していき、そのまま忘れてしまうものです。落胆の次に新しい希望が生まれることを信じます。
❷新しい希望を見つける
落胆している時に希望は同時には持てないそうです。そのためには、明るい明日が来ることを願って、落胆している感情を消失させれば、新しい希望がすぐに見つかるかもしれません。
❸落胆の感情を違う感情に変える
落胆しても再チャレンジしようと発奮の感情に変えたり、落胆の原因に対して怒りの感情に変えるという手法もあります。
❹落胆するということは期待や希望を持った証拠と考える
期待や希望を持つからこそ、人は生きていて楽しく感じるのかもしれません。「何も期待しない」と公言している人を見たことがありますが、現実は違いました。期待や希望には大小の差はあるかもしれませんが、本人には気づかない期待や希望を持っていました。(あるいは、心に何も期待しないと言い聞かせていただけなのかもしれません。)
❺落胆を失望や絶望に変えない
落胆は24時間以内に消失するそうですが、失望は長い間希望が見えないので深刻な状態です。失望してしまうと、全てが価値なく見えてしまうケースも少なくないそうです。それまでに丹精を込めて製作した作品を壊してしまうとか、失恋で相手からもらったプレゼントをすべて捨ててしまうという衝動的な行動を伴う場合があります。後になってから後悔するようではいけません。
失望については現在研究中で、対処法は別途発表することにします。一例を挙げると、期待が外れても、落胆せずにきちんと事実を受け止めることができるようになれば、失望には繋がらないという手法を考えています。
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