【No.】 316
【ストレッサー】 一緒にいて疲れてしまう人
【内容】 相性の問題だとは思うが、コミュニケーションが終わった後に、ドーっと疲れを感じてしまうことがある
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★
【対処法】 誰とでも仲良くできる人がいれば、どういう接し方をすればいいのか参考にし、ダメならば苦手な人とは距離を置くこともできる
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 ふだんの人間関係においてコミュニケーションを通じて、お互いに楽しい気分になれるのが理想的です。ところが、恐らく相性の問題だとは思いますが、そのコミュニケーションをしていて終わった後に、ドーっと疲れを感じてしまう人がいるのも事実です。どのような傾向の人たちが、コミュニケーション後の疲労に陥りやすいかまとめ、対処法を考えてみました。
❶自己中心的な思考
自分のことしか考えられないみたいで、話し相手や周囲の人の気持ちがわからない
対処法👉相手が自己中心的な人だと受け入れて、何も気にしないという方法があります。しかし、本人はコミュニケーションが得意だと勘違いしている場合が多く、相手の気持ちもよく考えて欲しいとアドバイスしても変わらなければ、積極的には関わらないという方法があります。
❷風見鶏で信用できない
相手によって意見が異なったり、前に言ったこととは違う意見だったりして信用ができない
対処法👉嘘つきとまでは言えないかもしれませんが、信用ができないので適度に話を受け流して真剣には話をしない方がいいかもしれません。相手の話には相槌だけ打って会話を広げずに早めに切り上げます。
❸感情が顔に出る
不機嫌になったり、イライラになったり、自分の感情を抑えきれずに、表情にすぐ出して大人の対応ができない
対処法👉人間関係がある程度できていたら、「感情がすぐに顔が出るのですね」と言って様子を見ながら、次第に周囲の人たちを疲れさせていることを遠回しに言ってみます。
❹共通点が全くない
意見や趣味・嗜好が異なるようで、合わせようとしても無理やり感が生じてしまう
対処法👉その人とうまくいっている人が周囲にいれば、どのようにその人と接してうまくいっているかをよく観察して様子を見ます。
❺余計なお節介をする
距離感が馴れ馴れしく近く、自分の意見を押しつけて過干渉な言動で関わってこようとしてくる
対処法👉「ありがとうございます」とまず感謝を言って、「間に合っていますから...」と丁重にお断りをします。
❻おしゃべり過ぎる
電話が1時間以上の長電話になりがちで、一方的にしゃべられ過ぎると疲れてしまう
対処法👉親しくない人には、あらかじめ制限時間を決めて相手に伝えておきます。効果がなければ、積極的には関わらないようにします。
❼自分の自慢話ばかりする
会話の時間がもったいなく感じてしまう時間泥棒な人と思えてしまう
対処法👉自慢話に同調して「すごいですね」と相手に合わせて相槌を打つようにします。そういうのが癪に障るようならば、アドバイスをしても変えられない人が多いので、積極的には関わらないようにします。
❽口数が少ない
不愛想で無口で自分からしゃべらない人には、話題とか話の内容を気を遣って考えながらしゃべることになるので疲れてしまう
対処法👉その人とうまくいっている人が周囲にいれば、どのようにその人とうまくいっているかをよく観察して様子を見ます。その人の興味を持っていることがわかれば、それを切り口に会話を進めることが可能になります。
ほとんどの人と気にせずに、誰とでも仲良くできる人が身近にいれば、どういう接し方をすればいいのか参考になることがあります。しかし、体調を崩してまで全員と仲良くしようと考えるのは得策ではありません。コミュニケーションをすることで、体調を崩しそうな人とは距離を置くというのはやむを得ない方法です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
|