【No.】 94
【ストレッサー】 時間管理が杜撰(ずさん)な人
【内容】 責任感が無く、約束や納期を守る意識がなく時間配分や優先順位がわからない人がいて巻き込まれる
【分類】 B 人間関係
【効果】 ★★★★
【対処法】 時間だけでなく、生活全般に渡ってルーズで自己管理や計画性の全くない人なので、できるだけ関わらないようにする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】 時間を自主的に管理できないルーズな人はどこにでもいるかと思います。周囲の人たちはその人に振り回されて不快な思いをしています。そういう人に共通して言えることは、全く責任感がなく、約束や納期を守るという意識がないようです。いくらこちらが時間管理に厳しく行動していても、その人によってスケジュールがすべて台無しになってしまいます。人に迷惑をかけていることに対して自覚がないようで困ってしまいます。
よく行動を観察してみると、仕事の時間配分や優先順位がわからないようです。しかし、自分のことを棚の上に置いて自分には甘く、他人には時間をせかして文句を言うような人がいます。そのような人は時間だけでなく、生活全般に渡ってルーズで自己管理や計画性が全くないというのが多いようです。
最悪なのは、マイペースで、すでに時間に遅れている場合でも、自分のペースで全く急ごうとしません。その人の言う通りに動いたら、終わることも終わらなくなってしまうこともあり、周囲の人たちは大変困惑してしまいます。
1年ぐらい前にいた同僚は、念を押していても、約束時間をすっぽかして遅刻や欠勤がやたら多くてあてにできませんでした。遅れてきても平然と現れて謝罪が全くありませんでした。これでは同じ部署のメンバーたちの気持ちが離れてしまうだけでなく、自分の用事が重要と思うと、そっちを優先させてしまうところがあり、社会的信用も失ってしまいました。その結果、職場から去っていくことになりました。
【余談】 時間管理が杜撰な主な原因と対処法
原因①仕事の優先順位がつけられないし、周囲とコミュニケーションが取れていない
対処法👉自分で優先順位がつけられない場合には、上司や同僚の協力を得て優先順位を話し合って決める
原因②仕事の時間配分がわからない
対処法👉過去の似たような仕事が何分ぐらいかかったか思い出して、標準時間化してみる 例えば、Word1ページ分の報告書を作成するのに45分かかるという標準時間を設定すれば、それを基準にして今回の報告書はどのくらいの時間がかかるのかを予測できるようになる
原因③約束や予定などをメモせずに記憶に頼っているので忘れて整理整頓ができていない
対処法👉大事なことをきちんとメモをする習慣をつけて見える化をする
原因④見栄を張ってマルチタスクをしているがうまくできていない
対処法👉マルチタスクを避けて、ひとつのタスクに集中するようにして一つずつ片づけていく
原因⑤仕事を面倒くさがって先延ばしする傾向がある
対処法👉先延ばしをしないように、仕事をひとつずつ制限時間を設けてタイマーを設定して鳴らす
いつもお読みいただきありがとうございます。