ストレス解消法のブログ

ストレスの対処法(コーピング)を毎日紹介します。

No.317 ストレス対処法 挨拶をしてくれない人

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No.】 317

【ストレッサー】 挨拶をしてくれない人

【内容】    挨拶をしても、相手が自分を無視して通り過ぎていくのを見てイラっとして残念に思う

【分類】    B 人間関係

【効果】   ★★★

【対処法】  相手には何か挨拶できない事情があるかもしれないし、「そんなにカッカするなよ!」と自分を慰めてみる

【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型

 

【解説】 何年か前にビジネスマナー講座を受けたことがありました。挨拶はビジネスマナーの基本で大切ですが、まずは自分から挨拶をすることが重要ということを学びました。

 

 挨拶は人間関係を潤滑にするものですが、中には挨拶をきちんとしてくれない人がいます。挨拶に問題がある人は概ね下記の2種類あり、どういう理由で挨拶が困難なのか考察してみました。

 

自分からは挨拶しないが、挨拶をすればしてくれる人


⑴周囲の人たちと仲良くできているか不安があり、無視されたらどうしようと考えてしまい、挨拶をしていいのか迷っている


⑵自分にあまり自信がなく、照れくさかったり、恥かしがり屋で声を出せずにいる


⑶過去に挨拶で無視されたり、叱られた経験などがあり、挨拶するのが怖いと思っている


⑷プライドが高くて自分の権力を誇示したがり、相手から先に挨拶をしてくるのが当然だと思っている


挨拶をしても挨拶してくれない人


⑴相手に悪意はなく、挨拶をかけた方の声が小さいとか、音楽を聴いていたとかの理由で挨拶が聞こえていない


⑵コミュニケーションを人とはあまり取りたくはなく、挨拶よりも自分の世界を優先したいと考えている


⑶挨拶は必要なく、時間のムダとか意味を感じておらず、合理性を優先している


⑷挨拶をした人を嫌っていて関わりたくないと考えている。言葉にして出してしまうとトラブルに発展して悪者になるので、挨拶をしないことで嫌悪感を表そうとしている


⑸ストレスが溜まっており、立場の弱い人に無視という形でストレスを発散している。無視は周囲からはわかりづらいので長く続きやすい。

 

 

 挨拶をするメリットとしては、周囲から好印象を持たれたり、相手から性格が良い人という印象を持たれます挨拶をしないデメリットとしては、自然と人が離れていき人間関係が悪くなっていきます。そして、何事も自分の都合だけで物事を進めていく人という印象を持たれてしまいます。

 

挨拶は人間関係の潤滑油みたいなものだと言われています。

 

挨拶を無視された時の対処法


❶相手がどんな態度であろうが、自分のために挨拶だけは続けて行う


挨拶には見返りを求めず、挨拶が返ってこないのはその人の問題だと割り切って考える。


❸職場で挨拶を無視されたら、自分より年下の人であれば、「挨拶も仕事のうちですよと教えてあげる


❹職場以外の近所の人であれば、挨拶をしてくれない人とは関わらないようにする


職場の上司ならば、挨拶をしない行為が、挨拶をした人の存在を認めないという「人間関係の切り離し」に該当する可能性があり、パワハラ行為の疑いがある

 

 挨拶をしない理由を本人に確認するのも勇気が必要になり、確認自体が迷惑行為になりかねません。挨拶をしてくれない人には挨拶をしないという考え方があります。相手が挨拶を迷惑だと考えている可能性があり、相手の気持ちに寄り添って、その迷惑行為をあえてしないという選択肢もありかもしれません

 

 挨拶ができない人やしない人と、うまくつき合っていくのは大変なことかもしれません。そういう人たちの考え方や事情にも配慮しつつ、自分が納得できる対処法を選択して、自分の考えで挨拶をしていければいいのかなと思っております。

 

いつもお読みいただきありがとうございます。