【No.】 428
【ストレッサー】 在職中に転職活動できない
【内容】 パワハラ部長の影響で他社に転職することを考えているが、あまりにも仕事が忙しすぎて転職活動ができない
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★
【対処法】 退職するかそのまま仕事をするかの二者択一なのだが、パワハラのない職場にするには、どうしたらいいのかを考えてみる
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】部下3人に退職され、隣の課長も転部をしてしまい、パワハラ部長の悪影響は、まだまだ被害者が出る可能性がありました。小生も「就活虫」が頭の中をちらつき始めていました。実を言うと、小生は人材会社を利用して量販店在職中に転職活動をして、資材調達部の会社に中途入社した経緯がありました。
在職中に転職先が決まれば、ブランクがないので路頭に迷う心配をしないで次の会社に就職できるメリットがあります。そのかわり、ハローワーク求人ではなく、必ず人材会社を利用しないと、現給料の維持やアップは難しいかもしれません。
ところが、現職の仕事がとても忙しくて休みが取りにくいし、並⾏しての転職活動は困難と思いました。有給休暇もまともに取れない状況でした。面接試験だと、平日3日ぐらい必要と考えると、パワハラ部長が有給休暇の承認をしてくれないのは明らかでした。また、仮病を使って休んでも、就職が決まってから1カ月以内にすんなりと辞めさせてくれるとは限りませんでした。
ということは、小生にとって在職中の転職活動の選択肢がないとしたら、後はそのまま残って仕事をするか、退職するかの選択肢しかありませんでした。そのまま残るとしても、パワハラのない職場にするには、どうしたら実現できるのかを考えるしかありませんでした。
就職活動の3種類の方法
小生の頭の中の「就活虫」は次の3種類が存在しています。今までの経験から、就活には3つの就活虫によるやり方があるのかなと気づき、勝手に3種類に分類して命名しています。
❶おんぶばった型就活虫
民間の人材会社に登録をして、担当コンサルタントといっしょに仕事を探す方法です。20代から30代ならば、年収アップが狙えるかもしれません。人材会社がきちんとレールを敷いてくれるので、それに従って動くので気が楽になります。
人材会社によっては面接試験に同席してくれます。採用した企業が人材会社に多額な紹介手数料を支払う仕組みです。有能な人材をお金をかけてでも欲しいという企業ばかりなので、ブラック企業は少ないかもしれません。
長所:人材会社の方で自分の希望に沿った企業を紹介され、交渉しにくい給料などの条件交渉を任せることができる。
短所:人材会社によって得手不得手の分野があるとともに、紹介してくれる会社は人材会社と取引のあるところに限られる。
❷くも型就活虫
職務経歴などを網を仕掛けるように公開して、企業の方からその網にかかるのを待つ方法です。
長所:スカウトされるので、就活にモチベーションが上がる。
短所:職務経歴などの個人情報を公開しなければならないのと、中高年になると利用が難しいかもしれない。
❸ちょう型就活虫
自ら進んで仕事を募集している企業に応募して試験を受ける方法です。新卒応募とか、ハローワークでの応募、インターネットでの応募などいろいろあります。
長所:自分から企業を選ぶことができる。
短所:とにかく大変な労力が必要で、基本的に自分でいろいろと対応しないといけない。
小生の場合は、人材会社におんぶして就活する❶のおんぶばった型が多かったですが、気分的にもその方が楽でした。中には、就活虫の連携プレイもあります。まず、❷のくも型で、ネットで職務経歴を公開して、人材会社からスカウトメールが届き、その後、❶のおんぶばった型で、人材会社とともに就活するパターンが複数回ありました。
❷クモ型の就職活動は、40歳を過ぎた頃に、東京人材銀行(現在は廃止)に履歴書と職務経歴書を登録していたら、ある企業からスカウトの手紙が来て、面接してそのまま採用された経験が1回ありました。
❸ちょう型の就職活動は、学生の時に20社以上企業訪問したり、以前の会社に就職した時は、ハローワークに紹介してもらいました。就活には大変苦労しますし、基本的に採用手数料が不要なので、ブラック企業が混じっているので気をつけなければなりません。(ブラック企業に就職してしまいました)
いつもお読みいただきありがとうございます。
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