【No.】 430
【ストレッサー】 確定申告会場で迷惑な質問
【内容】 パソコンでの確定申告の入力の仕方の質問ではなく、全然関係ない質問を聞いてしまい、心が乱れてしまう
【分類】 E 身近な出来事
【効果】 ★★★
【対処法】 案内係の役割は、パソコンでの入力の仕方がわからない人を補助することだと認識をして、質問はパソコン入力だけにする
【ストレッサー型】 6 ムカムカ関係誤解型
【解説】確定申告会場でパソコン作業をしていて、思わぬ発見がありました。会場ではパソコンが20台くらい並んでおり、申告者がそれぞれパソコンで入力しておりました。そばには税務署の職員が数名おり、ひとりで数人の申告者の質問対応をしていました。これは結構マルチタスク能力が必要で、大変な仕事だと思いました。
一昨日は、ひとりの女性職員が小生を含めて3人の掛け持ちの案内係を担当していました。最初は小生について16桁の利用者識別番号と暗証番号(パスワード)を入力する画面からスタートして、源泉徴収票の金額を入力をしている時でした。右隣の男性から声がかかってしまいました。質問が長くて、会話が終わるまで待たなければなりませんでした。そして、医療費控除の入力場所を教えてもらいました。
医療費控除の入力の仕方がよくわからなかったので、質問しようとした矢先、今度は左隣の男性から質問が入ってしまいました。左隣の男性は女性といっしょで、女性の分の入力を代行しているような感じでした。女性は男性が入力しているのを黙って様子を見ておりました。男性は入力がうまくできないという質問でしたが、案内係がパソコン画面を見ながら、青色申告ではないので、こちらのボタンを押してくださいと指示をしているのが聞こえてきました。
すると、同席していた女性から「青色申告って何ですか?」という質問を案内係の職員にしたのです。小生は本能的に、それはパソコンの入力と関係ない質問だろうと思いました。給与所得者に今、青色申告とは何ぞやと説明する必要はないと思いました。左隣の男性も場違いの質問と気づいて案内係に謝っていたので、小生はすぐに案内係を捕まえて質問をしました。そんな感じで3人で案内係の取り合いになっておりました。(苦笑)
そこにいた女性職員の役割は、パソコンでの確定申告の入力の仕方がわからない人を補助することだと思います。入力とは関係ない質問は、マルチタスクをしている職員さんにとっては負担が重くなり、他の申告者もイラっとしてしまうことだと思います。
確定申告に限らず、ビジネス講座などを受講している時でも、質問する人の内容を聞いて「おやっ?」と思ってしまうことがあります。質問する相手を間違えているとか、その場にふさわしくない内容であったりすると、思わず耳を塞ぎたくなってしまいます。
わからないことや不明なことがあると、質問したくなる気持ちはよくわかります。しかし、本能のまま質問をするのではなく、質問をする相手が質問内容にふさわしい人かどうかをまず考えてみる必要があります。
そして、自分が質問をすることによって周囲の人たちにどのような影響を与えるかを考えた上で、質問をした方がいいということを改めて考えさせられました。
いつもお読みいただきありがとうございます。
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