【No.】 437
【ストレッサー】 海外勤務に悩む年末年始
【内容】 海外勤務はしたくないと、退職することを考えても、年末年始だと転職も難しく、話が進められない
【分類】 D 仕事
【効果】 ★★★★
【対処法】 海外出張が多いとしたら、日本に住もうが、海外に住もうがあまり関係なく、給料がたくさんもらえる方がいいのかなと考える
【ストレッサー型】 4 モンモン未来不安型
【解説】海外駐在事務所勤務の内示は小生にとって衝撃的でした。全く予想すらできなかった出来事でした。そのまま退職しようという自動思考が頭の中に浮かんできました。ところが、いざ転職をしようにも年末年始なので、人材会社に問い合わせする時間が無駄かなという時期でした。それならば、海外勤務でどのようなメリットがあるのかをひたすら考えることにしました。
まず、頭に浮かんだのは、国内と現地の2か所で給料が受け取れるというメリットがありました。国内の給料は健康保険と年金などが控除されますが、銀行口座に入った金額がそのまま残ると思われました。2年も海外に駐在したら、マンションの頭金ぐらいが貯まりそうでした。
現地では国内給料の約3割の金額が現地通貨で支払われました。実際の生活費は現地の給料で十分に賄えるはずでした。さらに、勤務日は自宅から会社までの往復タクシー代が約1000円支給されると聞いていたので、バスや電車を利用すれば、昼食代と夕食代を使ってもおつりがくるということで、日常の生活はタクシー代を節約することで十分かなと思いました。
そして、いつも迷った時には、卒業した小学校の校舎を見にいきました。小学生の頃の自分のことをいろいろと思い出してみました。そう言えば、「大人になったら国際舞台で活躍できるような仕事をしたい!」とか、「〇〇駅を庭にしたい!」という夢を持っていたことを思い出しました。海外勤務になれば、小学生の頃に考えていた夢が実現できるんだということに気づきました。
そう言えば、その数カ月前には、〇〇駅から徒歩10分くらいのマンションが新築されたことを知り、モデルルームを見にいっていました。その時は買う気がありませんでしたが、頭金があったらその場で買っていたかもしれませんでした。海外勤務でお金を稼いで「〇〇駅を庭にしたい!」という夢もかなうかもしれないと思ったのでした。
おまけに、その頃の小生は海外旅行が趣味になっておりました。海外旅行ならぬ海外赴任がすべて会社負担ということで、趣味と仕事のコラボレーションが起こるような予感がしました。家賃だけでも年額で約350万円、出張旅費などは別途年額500万円以上も会社が負担してくれるのは、ありがたいと思うようになりました。
恐らく、新しい海外の仕入先を探すのが主たる仕事になりそうだったので、これは海外出張三昧になりそうな予感がしました。ということは、海外出張にばかり行くとしたら、日本に住もうが、海外に住もうがあまり関係ないのではないかと前向きな考え方をしている自分がおりました。その結果、マンションを買う頭金が稼げれば、それでいいのかなと思うようになりました。
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